WordPress(ワードプレス)の管理画面をカスタマイズして使いやすくできるプラグインを紹介します。
WordPressの管理画面は、初期状態ではシンプルな限られた機能しかありません。プラグインを利用して機能を拡張することで、管理画面の機能を増やしたり、使いやすく調整することができます。
管理画面を自分好みにカスタマイズして、記事作成や運営作業の効率化を図りましょう。
追記 2018.04.26
紹介するプラグインを整理しました。
目次
はじめに
プラグインの選定基準
- 管理画面の機能を拡張して使いやすくできるプラグインであること。
- 日本語化されているプラグインを優先して掲載しています。
- 利用者が多く、評価が高いプラグインを優先して掲載しています。
プラグインの数は最小限に抑える
プラグインのインストールし過ぎには注意してください。
あまりにもプラグインの数が多いと、プラグイン同士が影響し合い、エラーが発生したり、ページ表示が遅くなる原因になることがあります。本当に必要なプラグインだけを利用してください。
目安としては、プラグインの数は20個以内に抑えましょう。
それでも多いくらいです。
バックアップを必ず取る
プラグインをインストールする前に、WordPressのデータベースを必ずバックアップして下さい。サーバー環境によってはプラグインにエラーが発生する場合があります。十分にご注意下さい。
プラグインはいきなり本番環境に導入せず、別に用意したテスト環境で試した上で本番環境に導入することをお勧めします。
カスタマイズ総合
WP Total Hacks
WP Total Hacksは、WordPressの様々な部分をカスタマイズできるWordPressプラグインです。管理画面の表示内容や設定を変更できます。
このプラグインは1つのプラグインで20箇所以上のカスタマイズができるので便利です。まだこのプラグインを利用していなければ、便利なので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Total Hacks」で検索
プラグインの解説
WP Total Hacks – WordPressの表示や設定を20箇所以上カスタマイズできるプラグイン
WP Admin UI Customize
WP Admin UI Customizeは、管理画面をカスタマイズできるWordPressプラグインです。ダッシュボード、サイドメニュー、管理バー、ログイン画面、記事編集画面などの表示内容を簡単にカスタマイズできます。
このプラグインを利用すると「functions.php」を直接編集することなく、WordPress管理画面の内容を自由にカスタマイズできます。カスタマイズする内容は、プラグイン側で一元管理できます。プラグインを停止すれば、カスタマイズした内容は元に戻せます。
WordPress管理画面の表示内容カスタマイズしたり、表示項目を非表示にしたい場合は、このプラグインを活用しましょう。WordPressの管理画面をカスタマイズするプラグインは数多くありますが、その中でも一番使いやすいプラグインです。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Admin UI Customize」で検索
プラグインの解説
WP Admin UI Customize – 管理画面をカスタマイズできるWordPressプラグイン
記事編集エディタ
TinyMCE Advanced
TinyMCE Advancedは、WordPressのビジュアルエディタを拡張できるプラグインです。WordPressで利用できるWYSIWYGエディタ(ウィジウィグ・エディタ)です。
エディタを拡張する様々な種類のボタンや機能が用意されており、エディタに追加したい機能を自分で選んで拡張できます。エディタの画面は日本語化されているので、初心者でも問題なく利用できます。
ビジュアルエディタを利用して記事を書く人にとっては、非常に役立つプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「TinyMCE Advanced」で検索
プラグインの解説
TinyMCE Advanced – WordPressのビジュアルエディタを拡張できるプラグイン
HTML Editor Syntax Highlighter
HTML Editor Syntax Highlighterは、WordPressのテキストエディタに「Syntax Highlighter」を拡張できるプラグインです。エディタに記述したHTMLコードを見やすくすることができます。
投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ・テーマ編集・プラグイン編集のテキストエディタ(HTMLエディタ)で利用できます。エディタのデザインや表示内容はオプションで自由に変更できます。
WordPressで記事を書く際に、テキストエディタを利用してHTMLコードを書いている方に役立つプラグインです。エディタの文字サイズを変更できるので、エディタの文字を読みやすくする効果もあります。便利なプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「HTML Editor Syntax Highlighter」で検索
プラグインの解説
HTML Editor Syntax Highlighter – WordPressのテキストエディタを拡張できるプラグイン
AddQuicktag
AddQuicktagは、頻繁に使用するHTMLコードの雛形を登録しておき、記事編集エディタから呼び出してHTMLコードを使い回せるWordPressプラグインです。
このプラグインを上手く活用すると、何度も同じHTMLコードを入力する作業を省略でき、記事作成の作業を効率化できます。
頻繁に利用するHTMLコードは、このプラグインに登録して記事作成を効率化しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「AddQuicktag」で検索
プラグインの解説
AddQuicktag – 頻繁に利用するHTML雛形を登録して効率化できるWordPressプラグイン
Page Builder by SiteOrigin
Page Builder by SiteOriginは、ページビルダー機能が利用できるWordPressプラグインです。投稿と固定ページの記事のレイアウトを自由に編集できます。
このプラグインを利用すると、記事のレイアウトを2分割または3分割で表示することができます。それに加え、記事の中でウィジェットを利用できます。記事編集の自由度が向上するので便利です。
このプラグインはランディングページなどを作成する際に活用すると良いかもしれません。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Page Builder by SiteOrigin」で検索
プラグインの解説
Page Builder by SiteOrigin – ページビルダー機能が利用できるWordPressプラグイン
投稿の記事一覧
Duplicate Post
Duplicate Postは、以前書いた記事の内容や設定を新しい記事に複製できるWordPressプラグインです。
プラグインをインストールすると、投稿一覧画面や投稿画面に「複製リンク」が追加されます。以前書いた記事をベースに記事を書き直す場合に活用すると、記事を書く作業が捗ります。
もし、過去に書いた記事の雛形から記事を書き始める場合は、このプラグインを活用すると良いでしょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Duplicate Post」で検索
プラグインの解説
Duplicate Post – 記事を複製できるWordPressプラグイン
Admin Columns
Admin Columnsは、管理画面の投稿・固定ページ・メディアライブラリなどの一覧ページを自分好みにカスタマイズできるWordPressプラグインです。
このプラグインを利用すると、管理画面の一覧ページの表示項目を増減させたり、表示順番を入れ替えることができます。特に役に立つ機能としては、「カスタムフィールドの値」や「サムネイル画像」を表示する機能が便利です。表示項目の幅を数値で指定する機能もあります。
カスタムフィールドを利用している場合は、記事一覧ページにカスタムフィールドの値を表示しておくと、記入漏れや入力間違いに気づきやすくなるので非常に役に立ちます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Admin Columns」で検索
プラグインの解説
Admin Columns – 記事一覧ページをカスタマイズできるWordPressプラグイン
Editorial Calendar
Editorial Calendarは、管理画面の投稿一覧をカレンダー形式で表示できるWordPressプラグインです。投稿の記事一覧を時系列に並べて表示できるので便利です。
このプラグインは記事数が多いWebサイトを運営している場合に利用すると、記事一覧が見やすくなり、記事作成の作業が捗ります。
記事一覧をカレンダー形式で整理したい人は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Editorial Calendar」で検索
プラグインの解説
Editorial Calendar – 投稿一覧をカレンダー形式で表示できるWordPressプラグイン
固定ページの記事一覧
CMS Tree Page View
CMS Tree Page Viewは、管理画面にある固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示にできるWordPressプラグインです。カスタム投稿タイプのツリー表示にも対応しています。
固定ページは、記事を階層的に表示させることができますが、記事数が増えてくると、記事一覧ページが非常に見づらくなり、記事の階層も分かりにくくなります。このプラグインは、管理画面にある固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示でレイアウトして表示できるプラグインです。
プラグインをインストールして有効にすると、固定ページのメニューにツリー表示専用のメニュー項目が追加されます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「CMS Tree Page View」で検索
プラグインの解説
CMS Tree Page View – 固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示にできるWordPressプラグイン
Advanced Page Manager
Advanced Page Managerは、固定ページの記事一覧を使いやすくできるWordPressプラグインです。固定ページの記事一覧を階層的に表示できます。
このプラグインを利用すると、固定ページの記事一覧が階層的に表示でき、記事一覧ページを使いやすくできます。それに加え、固定ページの記事編集画面の一部が変更されます。ちなみに、管理画面が変更されるのは固定ページの部分のみです。投稿の画面には変更は適用されません。
WordPressの標準仕様のままでは、固定ページの記事数が増えてくると、記事一覧の画面が見づらく、記事の階層も分かりにくくなります。このプラグインは、そういった問題点の改善に役立つプラグインです。固定ページの記事一覧が非常に使いやすくなるので、固定ページの記事数が多いサイトを運営している場合は活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Advanced Page Manager」で検索
プラグインの解説
Advanced Page Manager – 固定ページの記事一覧を階層的に表示できるWordPressプラグイン
記事編集画面
Tabify Edit Screen
Tabify Edit Screenは、記事編集画面に表示される内容をタブで整理できるWordPressプラグインです。自分好みに表示内容をタブで整理することで、記事を書く作業を効率化できます。
WordPressの記事編集画面に表示される内容は、表示オプションで非表示にすることもできますが、このプラグインを利用すれば、タブで表示内容を整理することができます。
記事を書く際に、記事編集画面に表示される内容が多過ぎると感じていたら、このプラグインを活用しましょう。記事を書く作業が効率化できるかもしれません。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Tabify Edit Screen」で検索
プラグインの解説
Tabify Edit Screen – 記事編集画面をタブで整理できるWordPressプラグイン
Post Type Switcher
Post Type Switcherは、記事の投稿タイプを後から変更できるWordPressプラグインです。投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ・メディアの投稿タイプを変更できます。
このプラグインをインストールすると、記事編集画面に投稿タイプを指定できるプルダウンメニューの設定項目が追加されます。そのプルダウンメニューを選択するだけで記事の投稿タイプを変更できるようになります。記事の投稿タイプを変更しても記事ID(投稿ID)やスラッグは引き継がれるので不具合がでることはありません。また、プラグインを停止しても変更データはそのまま残ります。
もし、記事を書いた後から投稿タイプを変更したくなった場合は、このプラグインを利用して投稿タイプを変更すると簡単にできます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Type Switcher」で検索
プラグインの解説
Post Type Switcher – 記事の投稿タイプを後から変更できるWordPressプラグイン
Public Post Preview
Public Post Previewは、公開前の記事をログイン不要で他者に見せることができるWordPressプラグインです。記事の状態が「下書き」「予約投稿」「レビュー待ち」の記事をログイン不要で他者に見せることができます。
このプラグインを利用すると、一般公開前の投稿と固定ページの記事を自分以外の他者に見せて、記事の内容を公開前に確認してもらうことができます。記事の状態が「下書き」「予約投稿」「レビュー待ち」の記事に対して、一時的な確認用のURLを新たに設けることができます。
一般公開前の記事を誰かに見せて確認してもらう機会って結構ありますよね。ちょっとだけ確認してもらいたい時などに活用すると便利です。非常に役に立つプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Public Post Preview」で検索
プラグインの解説
Public Post Preview – 公開前の記事を他者に見せることができるWordPressプラグイン
Post Expirator
Post Expiratorは、記事に対して公開期限(公開終了日時)を設定できるWordPressプラグインです。記事を期間限定で公開したい場合に利用すると便利です。
例えば、期間限定のキャンペーンの記事を公開する際に、キャンペーン日時終了後に自動的に記事が非公開になるように設定できます。
このプラグインはビジネスやアフィリエイトで利用すると非常に役立ちます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Expirator」で検索
プラグインの解説
Post Expirator – 記事に公開期限を設定できるWordPressプラグイン
Admin Post Navigation
Admin Post Navigationは、WordPressの記事編集画面の上部にナビゲーションボタンを追加できるWordPressプラグインです。「前の記事」と「次の記事」へのリンクを追加して画面遷移を円滑にできます。
もし、記事編集画面に前後の記事へのリンクを追加して使いやすくしたい場合は、このプラグインを活用しましょう。
尚、このプラグインは必要に応じて利用するプラグインです。不要であればインストールする必要はありません。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Admin Post Navigation」で検索
プラグインの解説
Admin Post Navigation – 記事編集画面にナビゲーションボタンを追加できるWordPressプラグイン
記事とカテゴリーの表示順番変更
Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、投稿(Post)のカテゴリーとカスタム投稿タイプ(Custom Post Type)のカスタムタクソノミーの表示順番を変更できるWordPressプラグインです。
投稿とカスタム投稿タイプの記事カテゴリーは、標準では表示順番を変更することができませんが、このプラグインを利用すると、カテゴリーの表示順番をドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
もし、記事のカテゴリーの順番を変更したい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Category Order and Taxonomy Terms Order」で検索
プラグインの解説
Category Order and Taxonomy Terms Order – カテゴリーの順番を変更できるWordPressプラグイン
Post Types Order
Post Types Orderは、投稿(Post)とカスタム投稿タイプ(Custom Post Type)の記事の表示順番を変更できるWordPressプラグインです。
記事の表示順番は、標準では変更できませんが、このプラグインを利用すると、記事の表示順番をドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
もし、記事の表示順番を変更したい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Types Order」で検索
プラグインの解説
Post Types Order – 記事の表示順番を変更できるWordPressプラグイン
タグ
Simple Tags
Simple Tagsは、タグを使いやすく拡張できるWordPressプラグインです。タグ管理を効率化できます。
WordPressの標準のタグ管理機能は、シンプルな機能しかありませんが、このプラグインを利用すると、Webサイトに表示するタグの管理や、管理画面でのタグの設定作業が使いやすくなります。
このプラグインは機能や設定項目が非常に多いです。WordPressの標準の機能には無い、痒い所に手が届く系のプラグインです。標準のタグ管理機能が物足りないなと感じたら、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Simple Tags」で検索
プラグインの解説
Simple Tags – WordPressのタグ管理を使いやすく拡張できるプラグイン
サムネイル&アイキャッチ
Post Thumbnail Editor
Post Thumbnail Editorは、サムネイル画像の表示範囲を手動で指定できるWordPressプラグインです。サムネイル画像のトリミング範囲(切り取り範囲)を自分で指定できます。
通常の場合は、サムネイル画像の表示範囲は、自動的に画像の中央になりますが、たまに変にトリミングされたサムネイル画像が生成されてしまう場合があります。サムネイル画像が変になってしまった場合は、このプラグインを利用してトリミング範囲を手動で指定し直しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Thumbnail Editor」で検索
プラグインの解説
Post Thumbnail Editor – サムネイル画像の表示範囲を手動で指定できるWordPressプラグイン
メディアライブラリ
Enhanced Media Library
Enhanced Media Libraryは、メディアライブラリにカテゴリーを追加して画像ファイルを整理できるWordPressプラグインです。
WordPressのメディアライブラリは、画像ファイルの登録数が増えてくると、過去に登録した画像ファイルが探しにくくなる問題があります。このプラグインは画像ファイルに対して分類カテゴリーを設定できます。
このプラグインを上手く活用すると、過去に登録した画像ファイルを登録カテゴリーから探すことができ、メディアライブラリが使いやすくなります。そして、記事を書く作業が捗ります。例えば、素材サイトの画像ファイルを複数の記事で何度も使い回す場合、画像ファイルをカテゴリー分けして整理できるので非常に役立ちます。便利なプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Enhanced Media Library」で検索
プラグインの解説
Enhanced Media Library – メディアライブラリをカテゴリーに分けて整理できるWordPressプラグイン
ウィジェット
Widget Logic
Widget Logicは、WordPressのウィジェットに条件分岐タグを指定できるWordPressプラグインです。ウィジェット毎に表示条件を指定できます。
例えば、ウィジェットの内容をトップページのみに表示させたい場合、又は、指定した記事のみで表示させたい場合など、ウィジェット毎に表示させる条件を指定することができます。
このプラグインは「WordPressの条件分岐タグ」を使用します。プラグインをインストールして有効にすると、ウィジェットの下の方に設定項目が追加されます。そこに条件分岐タグを記述します。
このプラグインを活用し、サイドバーに表示しているナビゲーションやソーシャルメディアのブログパーツ等をページ毎に表示・非表示させましょう。そうすることで、ページ毎に不要な情報を非表示にでき、あなたのWebサイトが更に分かりやすいWebサイトになります。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Widget Logic」で検索
プラグインの解説
Widget Logic – ウィジェットに条件分岐タグを指定できるWordPressプラグイン
メニュー
If Menu
If Menuは、メニューに表示条件を指定できるWordPressプラグインです。メニュー項目に対して表示・非表示の条件指定ができます。
このプラグインを利用するとメニューに表示条件を指定できるので、「ユーザーのログイン状態」や「現在表示しているページ」に応じてメニューを出し分けることができます。
活用例としては「ログインユーザーのみにメニューを表示する」や「特定のページでメニューを表示・非表示する」などに利用できます。便利なプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「If Menu」で検索
プラグインの解説
If Menu – メニューに表示条件を指定できるWordPressプラグイン
ダッシュボード
Google Analytics Dashboard for WP
Google Analytics Dashboard for WPは、Google Analyticsのアクセス解析レポートをWordPressのダッシュボード上に表示できるプラグインです。
このプラグインを利用するとGoogle Analyticsの管理画面にログインすることなく、WordPressのダッシュボード上でアクセス解析レポートを閲覧することができます。
もし、Google Analyticsのアカウントがあなたが普段利用しているGoogleアカウントと別のアカウントの場合や、Google Analyticsに毎回ログインするのが面倒な場合は、このプラグインを利用すると便利です。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Google Analytics Dashboard for WP」で検索
プラグインの解説
Google Analytics Dashboard for WP – アクセス解析レポートをダッシュボードに表示できるWordPressプラグイン
Cleverness To-Do List
Cleverness To-Do Listは、管理画面のダッシュボードで「To-Doリスト」を管理できるWordPressプラグインです。自分(またはグループ)の現在すべきことのメモを管理できます。
To-Doリストは、現在すべきことをメモに書き出したものです。自分用のメモにもできますし、複数の参加者でメモを共有することもできます。
WordPressの管理画面は、記事の編集者やサイト管理者が必ず見る画面ですので、その管理画面でプロジェクトの進捗状況やメモを共有しても良いかもしれません。このプラグインは簡易的なメモを管理する機能しかありませんが、自分用のメモとして利用するのであれば、十分に役立つプラグインです。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Cleverness To-Do List」で検索
プラグインの解説
Cleverness To-Do List – To-Doリストを管理できるWordPressプラグイン
Dashboard Notepad
Dashboard Notepadは、WordPressのダッシュボードにシンプルなメモ帳を追加できるプラグインです。ダッシュボードにテキストのメモを書き残せます。
Webサイトを複数の管理者ユーザーで管理する場合など、別の管理者ユーザーに対して注意書きや連絡事項を掲示する際に利用すると便利です。もちろん、自分用のメモを書くこともでき、付箋として利用することもできます。
このプラグインはシンプルなメモを書く機能しかありませんが、使ってみると意外と重宝します。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Dashboard Notepad」で検索
プラグインの解説
Dashboard Notepad – ダッシュボードにメモを書き残せるWordPressプラグイン
コード管理
Code Snippets
Code Snippetsは、WordPressテーマの関数を定義する「functions.php」のPHPコードを管理できるWordPressプラグインです。
通常の場合は、「functions.php」にPHPコードを直接記述しますが、それだとWordPressテーマをアップデートした際に、functions.php を上書きしてしまったり、記述するコードが増えてコードがゴチャゴチャになる可能性があります。
このプラグインを利用すると、上記の問題を解消し、尚且つ「functions.php」に記述するPHPコードを整理できます。自分用のメモ欄もあるので、何の役割のコードかを把握しやすくなります。そして、最初から記述してあったPHPコードと、自分が新たに追加したPHPコードを別々に分けて管理することができます。非常に便利なプラグインなので、あなたも活用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Code Snippets」で検索
プラグインの解説
Code Snippets – functions.phpのPHPコードを管理できるWordPressプラグイン
Simple Custom CSS
Simple Custom CSSは、WPテーマのテンプレートを直接編集することなく、CSSをカスタマイズできるWordPressプラグインです。WPテーマのCSSをプラグインを利用してカスタマイズできます。
通常の場合、WordPressテーマのCSSをカスタマイズする際は、WPテーマのテンプレートの中にあるCSSを直接編集します。しかし、その方法だと、WPテーマをアップデートした際に、CSSをカスタマイズした部分が上書きされて失われます。このプラグインを利用すると、WPテーマをアップデートしてもテーマのCSSをカスタマイズした内容が失われることはありません。つまり、WordPressの運用が楽になり、効率的に運営できます。
このプラグインは、名前の通り、シンプルで使いやすいです。余計な機能が一切ありません。WordPressテーマのCSSをカスタマイズしたい方が利用すると役に立ちます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Simple Custom CSS」で検索
プラグインの解説
Simple Custom CSS – テーマを直接編集せずにCSSをカスタマイズできるWordPressプラグイン
CSS & JavaScript Toolbox
CSS & JavaScript Toolboxは、WordPressの記事のフッターに挿入するコードを管理できるWordPressプラグインです。記事に挿入するCSS・JavaScript・HTML・PHPのコードを一元管理できます。
このプラグインはテンプレートを直接編集することなく、指定した記事のフッターにコードを挿入できます。テンプレートに直接コードを記述したり、記事本文に直接コードを記述するより、このプラグインを利用してコードを管理した方が効率的です。
このプラグインは「投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ」に対応しています。トップページ、カテゴリー、タグ、アーカイブ、検索ページ、404ページなど、様々なページにコードを挿入できるので便利です。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「CSS & JavaScript Toolbox」で検索
プラグインの解説
CSS & JavaScript Toolbox – 記事に挿入するコードを管理できるWordPressプラグイン
カスタムフィールド
Advanced Custom Fields
Advanced Custom Fieldsは、カスタムフィールドを使いやすく管理できるWordPressプラグインです。記事編集画面に表示されるカスタムフィールドの雛形を使いやすくカスタマイズできます。
カスタムフィールドを利用する場合は、このプラグインを利用して効率的に運用しましょう。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Advanced Custom Fields」で検索
カスタム投稿タイプ
Toolset Types
Toolset Typesは、カスタム投稿タイプ、カスタムフィールド、カスタムタクソノミーを管理できるWordPressプラグインです。
カスタム投稿タイプ、カスタムフィールド、カスタムタクソノミーをカスタマイズして運用したい場合に役に立ちます。
インストール方法
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Toolset Types」で検索
まとめ
この記事はWordPressの管理画面を拡張できる便利なプラグインを沢山の人に知ってもらうことを目的に書きました。この記事で紹介したプラグインを全て同時に利用しないで下さい。
プラグインは沢山インストールし過ぎると、プラグイン同士が影響し合ってエラーになる場合や、ページ表示が重くなる原因になります。必要なプラグインだけをインストールして利用しましょう。
尚、この記事は定期的に内容を追記・入替えします。ブックマークしておくと、良いことがあるかも。
参考
WordPressプラグインのまとめ記事
この記事以外にもWordPressプラグインの解説記事を用意しています。
下記の記事も合わせてご覧下さい。
参考記事
- WordPressの優良プラグイン50選(ブログ運営を効率化できる)
- ソーシャルメディア連携に役立つWPプラグイン
- アフィリエイトに役立つWPプラグイン
- ブログの記事・外観を装飾できるWPプラグイン
- 記事作成の効率化に役立つWPプラグイン
WordPressテーマをパワーアップしよう!
この記事で紹介しているWPプラグインを活用すれば、WordPressの機能拡張はバッチリですね。
もし、WordPressテーマ(テンプレート)も合わせて格好良くパワーアップしたい場合は、下記の記事を参考にして下さい。お勧めのWPテーマをまとめています。
様々な種類があるので、自分の目的に合うWPテーマを選びましょう。
いつも有益な情報をありがとうございます。
今年の10月頃からワードプレスでサイト作りを始めたのですが、
プラグインをインストールするときなどで
一番参考にさせていただいております。
練習と覚えたことを忘れないように、カスタマイズ日記をワードプレスでつけはじめました。
更新楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
今後とも宜しくです(*^_^*)