WordPressにアクセス解析機能を拡張できるプラグインを紹介します。
アクセス解析のWordPressプラグインを活用して、あなたが運営するWebサイトの訪問者のトラフィックを分析しましょう。運営するWebサイトに対してアクセス解析を行うことで、Webサイトの運営やコンテンツの改善に役立たせることができます。
この記事では「プラグイン単体で動作するアクセス解析ツール」と「Google Analyticsと連携するプラグイン」を紹介しています。
追記 2018.04.12
記事の内容を全面的に書き直しました。
はじめに
アクセス解析ツールとは?
アクセス解析ツールは、Webサイトを閲覧する利用者のトラフィックの統計を記録して、その統計情報を分かりやすく整理して、サイト管理者がWebサイトのトラフィックを分析できるようにしたツールです。
自分が運営するWebサイトの現状を把握することによって、Webサイトの運営やコンテンツの改善に役立たせることができます。
紹介しているアクセス解析ツール
この記事で紹介しているプラグインを大きく分類すると、下記の2種類になります。
- プラグイン単体で動作するアクセス解析のWordPressプラグイン
- Google Analyticsと連携するWordPressプラグイン
プラグイン単体で動作するアクセス解析ツール
Slimstat Analytics
Slimstat Analyticsは、WordPressで構築したWebサイトのトラフィックを解析できるプラグインです。プラグイン単体で動作するアクセス解析ツールです。
このプラグインの特徴として、サイト訪問者とWordPressにログインしているユーザーのアクセス解析ができます。通常のアクセス解析ツールとしても利用できますが、会員制サイトのログインユーザーのトラフィックを解析することもできます。
基本機能が無料で提供されており、機能を拡張するアドオンが有料で販売されています。基本機能だけでも非常に高機能で使いやすいアクセス解析ツールです。
プラグインの管理画面の大部分は日本語化されています。日本語のブログでも問題なく運用できます。便利なプラグインなので活用しましょう。
主な特徴
- WordPressで構築したWebサイトのトラフィックをリアルタイムに解析できる。
- プラグイン単体で動作するアクセス解析ツールです。
- WordPressにログインしているユーザーのトラフィックを解析できる。
- アクセス解析ツールに必要な機能が実装されている。
- Webサイトの訪問者の情報を確認できる。(参照元・移動経路・検索キーワード・端末環境など)
- 訪問者の国情報を解析できる。
- 検索エンジンクローラーの訪問状況がわかる。
- 統計情報の絞り込みができる。
- 機能を拡張できる有料アドオンが用意されている。
アクセス解析レポート画面の見本
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Slimstat Analytics」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Slimstat Analytics – アクセス解析機能を拡張できるWordPressプラグイン
WP Statistics
WP Statisticsは、WordPressで構築したWebサイトのトラフィックを解析できるプラグインです。プラグイン単体で動作するアクセス解析ツールです。
外部サービスに依存せずに単体で動作するアクセス解析ツールをお探しであれば、このアクセス解析ツールがお勧めです。プラグインの利用者が非常に多く、信頼性・評価が高いプラグインです。
基本機能が無料で提供されており、機能を拡張するアドオンが有料で販売されています。基本機能だけでも非常に高機能で使いやすいアクセス解析ツールです。
プラグインの管理画面の大部分は日本語化されています。日本語のブログでも問題なく運用できます。便利なプラグインなので活用しましょう。
主な特徴
- WordPressで構築したWebサイトのトラフィックを解析できる。
- 外部サービスに依存せずにプラグイン単体で動作するアクセス解析ツールです。
- アクセス解析ツールに必要な機能が実装されている。
- Webサイトの訪問者の情報を確認できる。(参照元・移動経路・検索キーワード・端末環境など)
- 訪問者の国情報を解析できる。
- 統計情報の絞り込みができる。
- 機能を拡張できる有料アドオンが用意されている。
アクセス解析レポート画面の見本
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Statistics」で検索
- WordPress.org からダウンロード
Google Analyticsと連携するプラグイン
Google Analytics Dashboard for WP
Google Analytics Dashboard for WPは、Google Analyticsのアクセス解析レポートをWordPressのダッシュボード上に表示できるプラグインです。アクセス解析のトラッキングコードを自動挿入する機能も実装されています。
このプラグインを利用すると、Google Analyticsの管理画面にログインすることなく、WordPressのダッシュボード上でアクセス解析レポートを閲覧することができます。記事一覧画面から記事ごとのアクセス解析レポートを確認することもできます。
Google Analyticsの専用管理画面に毎回ログインするのが面倒な場合は、このプラグインを利用すると役に立ちます。
主な特徴
- Google Analyticsのアクセス解析レポートをWordPressのダッシュボードに表示できる。
- WordPress管理画面の記事一覧から記事ごとのアクセス解析レポートを確認できる。
- アクセス解析のトラッキングコードをWordPressに自動挿入する機能がある。
- WordPressの管理者ユーザーでログインしている状態で、管理者ユーザーが自分のWebサイトにアクセスした場合、トラッキングコードを出力しないようにできる。管理者のアクセス数を除外できるので、より正確なアクセス解析ができる。
- Googleアカウントを利用して認証すれば、初期設定は簡単です。
- プラグインの管理画面が日本語化されているのでわかりやすい。
アクセス解析レポート画面の見本
WordPress管理画面のダッシュボードにアクセス解析レポートを表示できます。
それに加え、記事一覧画面にもアクセス解析レポートを表示する機能が追加されます。
地域情報
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Google Analytics Dashboard for WP」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Google Analytics Dashboard for WP – アクセス解析レポートをダッシュボードに表示できるWordPressプラグイン
Google Analytics by MonsterInsights
Google Analytics by MonsterInsightsは、アクセス解析のGoogle AnalyticsのトラッキングコードをWordPressのWebサイトに簡単に挿入できるプラグインです。
WPテーマのテンプレートを直接編集することなくアクセス解析のトラッキングコードをHTMLのヘッド要素に挿入できます。
このプラグインの初期設定は簡単です。Googleアカウントとの連携またはUAコードを手動入力して設定を行います。その機能に加え、WordPressの管理者ユーザーでログインしている場合にトラッキングコードを出力しないようにできます。そうすることで、WordPressの管理者ユーザーのアクセス数を除外することで、アクセス解析の精度が上がります。
WPテーマのテンプレートを直接編集したくない場合や、アクセス解析の精度を上げたい場合は、このプラグインを活用しましょう。
主な特徴
- Google AnalyticsのトラッキングコードをWordPressを利用したWebサイトに挿入できる。
- WPテーマのテンプレートを直接編集する必要なし。Googleアカウントとの連携またはUAコードを手動入力して初期設定を行います。
- WordPressの管理者ユーザーでログインしている状態で、管理者ユーザーが自分のWebサイトにアクセスした場合、トラッキングコードを出力しないようにできる。管理者のアクセス数を除外できるので、より正確なアクセス解析ができる。
- Google Analyticsの様々な拡張オプションに対応している。
- 簡易的なアクセス解析レポートの表示機能もある。
- 機能を更に拡張した有料版のプラグインあり。
- WPプラグインの管理画面は日本語化されている。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Google Analytics by MonsterInsights」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Google Analytics by MonsterInsights – アクセス解析コードを簡単に挿入できるWordPressプラグイン
まとめ
アクセス解析のWordPressプラグインを活用して、あなたが運営するWebサイトの訪問者のトラフィックを分析しましょう。
運営するWebサイトに対してアクセス解析を行うことで、Webサイトの運営やコンテンツの改善に役立たせることができます。