キャッシュ機能

キャッシュ機能でWordPressのページ表示を高速化できるプラグインを紹介します。WordPressは動的にページを生成する仕組みになっており、Webサイトのアクセス数が増えると、サーバーの負荷が増えてしまい、結果的にページ表示が遅くなります。それを回避する方法として、キャッシュ機能のWPプラグインがあります。

キャッシュ機能を利用すると、一度生成したファイルや処理をキャッシュ(一時的に保存)して再利用することで、ページ表示を高速化することができます。

もし、あなたのWebサイトに人気が出てアクセス数が増えたら、ページの表示速度が低下する場合があります。ページ表示が遅いと感じたら、キャッシュのWPプラグインを利用してみましょう。

追記 2016.08.31

[追加] WP Fastest Cache
[削除] 公開停止のプラグインを削除

はじめに

必ずバックアップをお取り下さい!

WordPressプラグインをインストールする前に、必ずデータベースのバックアップをお取り下さい。

サーバー環境によってはWPプラグインにエラーが発生する場合があります。十分にご注意下さい。WPプラグインはいきなり本番サーバーで利用せず、別に用意したテスト環境で試した上で本番サーバーで利用することをお勧めします。

サーバー環境によっては500エラーが発生する場合あり!

キャッシュ機能のWPプラグインは、サーバー環境によっては500エラー(Internal Server Error)が発生する場合があります。キャッシュ機能のWPプラグインが既にインストールされているサーバーや、レンタルサーバーにキャッシュの機能が最初から組み込まれているサーバーにはインストールしないようにして下さい。

特に、「W3 Total Cache」には注意して下さい。例えば、wpXレンタルサーバーに「W3 Total Cache」をインストールすると、500エラーが発生し、管理画面にアクセスできなくなります。もし、そんな最悪の状態に陥ってしまったら、下記記事を参考にして復旧させて下さい。

参考

wpXレンタルサーバーでW3 Total Cacheが500エラーになる問題の解消方法、ピンチから脱出せよ!

簡単に使えるキャッシュ機能プラグイン

WP Fastest Cache

WP Fastest Cache

WP Fastest Cacheは、キャッシュでWordPressのページ表示を高速化できるプラグインです。Webサイトの表示速度が劇的に速くなります。

非常に高機能なプラグインですが、管理画面はシンプルで使いやすく、初心者から上級者まで利用できます。プラグインの言語設定を変更すれば、管理画面を日本語表記に変更できます。

このWPプラグインは有料版も用意されており、アクセス数の多い本格的なWebサイトでの運用も可能です。

主な機能

  1. ページのキャッシュ機能
  2. キャッシュの有効期限管理機能
  3. キャッシュの個別削除機能
  4. ログインユーザーに対してのキャッシュの無効化
  5. モバイルユーザーに対してのキャッシュの無効化
  6. ファイル圧縮&最適化機能(HTML/CSS/JavaScript)
  7. サーバーから送信されるデータのGzip圧縮機能
  8. ブラウザ・キャッシュ機能
  9. 画像の最適化機能
  10. キャッシュの除外設定機能
  11. CDNとの連携(MaxCDN、Photon、その他CDN)

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Fastest Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

プラグインの解説

WP Fastest Cache – キャッシュでページ表示を高速化できるWordPressプラグイン

WP Super Cache

WP Super Cache

WP Super Cacheは、キャッシュでページ表示を高速化できるプラグインです。静的なHTMLを生成してキャッシュ処理を行います。

キャッシュ機能の方式は管理画面で変更可能です。Mod_Rewrite、PHP、レガシーなページキャッシングに対応しています。

このプラグインは日本語化されています。設定内容は「推奨」と記載されている設定で運用してみましょう。日本語化されているので、初心者でも扱いやすいです。

主な機能

  1. ページのキャッシュ機能(静的HTML)
  2. ファイル圧縮&最適化機能(HTML/CSS/JavaScript)
  3. CDN機能(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Super Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

プラグインの解説

WP Super Cache – Webサイトのページ表示を高速化できるWordPressプラグイン

Hyper Cache

Hyper Cache

Hyper Cacheは、キャッシュでページ表示を高速化できるプラグインです。ページのキャッシュ化や圧縮などが利用できます。

尚、プラグインの管理画面は全て英語表記です。

主な機能

  1. ページのキャッシュ機能
  2. ページの圧縮機能

使用上の注意点

このプラグインを利用するには、手動で wp-config.php にキャッシュを有効化する設定を記述する必要があります。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Hyper Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

高機能なキャッシュ機能プラグイン

W3 Total Cache

W3 Total Cache

W3 Total Cacheは、キャッシュでページ表示を高速化できるプラグインです。キャッシュ系のプラグインでは一番有名で高機能なプラグインです。

ページのキャッシュ機能に加え、データベースのキャッシュ機能、HTML/CSS/JSファイルの圧縮&最適化機能、CDN機能などがあります。

このプラグインは機能が沢山あり、設定が複雑なので難易度が高めです。実際にページの表示速度などを確認しながら、設定内容を調整する必要があります。尚、プラグインの管理画面は全て英語表記です。

主な機能

  1. ページのキャッシュ機能
  2. ファイル圧縮&最適化機能(HTML/CSS/JavaScript)
  3. データベースのキャッシュ機能
  4. オブジェクト・キャッシュ機能(PHPの変数をキャッシュする)
  5. ブラウザ・キャッシュ機能
  6. CDN機能(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)

使用上の注意点

このプラグインはサーバー環境によってはエラーが発生する場合があります。このプラグインをはじめて利用する際は、テスト環境で試した上で本番サーバーに導入して下さい。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「W3 Total Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

個別にキャッシュ化するプラグイン

DB Cache Reloaded Fix

データベース

DB Cache Reloaded Fixは、データベースのクエリをキャッシュしてページ表示を高速化できるプラグインです。

WordPressは、動的にページを生成しているので、頻繁にデータベースにアクセスします。Webサイトのアクセス数が多いと、クエリ数も多くなってしまい、サーバーの負荷も増えてしまい、結果的にWebサイトの表示が遅くなってしまいます。

このプラグインは、データベースのクエリをキャッシュすることにより、クエリ数を減らし、サーバーの負荷を下げ、ページ表示を高速化します。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「DB Cache Reloaded Fix」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

WP File Cache

PHP

WP File Cacheは、オブジェクト・キャッシュ(PHPの変数をキャッシュ)を利用してページ表示を高速化できるプラグインです。

このプラグインは、DB Cache Reloaded Fix と MO Cache と併用して利用すると効果的です。このプラグインの利用は必須ではありませんが、試してみて表示が速くなるなら活用しましょう。

管理画面はありますが、初期設定のままで運用できます。インストールして有効化するだけで利用できます。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP File Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

MO Cache

世界

MO Cacheは、WordPressの言語ファイル(.moファイル)をキャッシュしてページ表示速度を高速化できるプラグインです。

このプラグインは、W3 Total Cache のオブジェクト・キャッシュ機能や WP File Cache と一緒に利用すると効果があるようです。このプラグインの利用は必須ではありませんが、試してみて表示が速くなるなら活用しましょう。

このプラグインに管理画面はありません。インストールして有効化するだけで利用できます。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「MO Cache」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

【参考】データベースの最適化

データベース容量が肥大化するのを放置し続けると、ページ表示が遅くなる原因になる場合があります。データベースの最適化を定期的に行いましょう。

WP-Optimize

WP-Optimize

WP-Optimizeは、WordPressのデータベースの自動クリーンアップと最適化ができるプラグインです。

このプラグインはデータベースの中の余分なデータをクリーンアップし、DB容量を減らすことができます。DB最適化機能もあります。

WordPressのデータベースは、何も最適化を行わずに運用し続けていると、データベースの中に余分なデータが増えてしまいます。あまりにも容量が増えすぎると、Webサイトが重くなる原因になることもあります。それを予防する為に定期的にデータベースを最適化しましょう。このプラグインは一度設定すると、後は継続的に処理が実行されます。手間が増えることはないので活用しましょう。

インストール方法

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP-Optimize」で検索
  2. WordPress.org からダウンロード

プラグインの解説

WP-Optimize – WordPressのデータベースを自動クリーンアップ&最適化できるプラグイン

【参考】レンタルサーバー

リバースプロキシによるキャッシュ処理のあるレンタルサーバー

正直言って、キャッシュ機能の設定は難しいです。どのWPプラグインを利用しても、どれが最適の設定なのかよくわかりません。レンタルサーバーのサーバー環境によってもWPプラグインが動作しなかったりする場合もあります。

もし、難しいい設定が面倒くさいと思う場合は、当サイトでも利用している「wpXレンタルサーバー」をお勧めします。

wpXレンタルサーバーとは?

wpXレンタルサーバー」は、WordPressに特化した超高速レンタルサーバーです。

レンタルサーバーには、リバースプロキシによるキャッシュ機能が常時稼働しており、サーバーへの負荷を最小限にすることで、Webサイトの表示を高速化します。

ちなみに、ネタワン(当サイト)は「wpXレンタルサーバー」を利用しています。Webサイトがサクサク表示されて快適なレンタルサーバーです。

まとめ

この記事で紹介したキャッシュのWPプラグインは、運用するサイトやサーバー環境によって効果は異なってきます。自分の環境でテストしてみて、ページ表示が速くなるなら活用しましょう。

ページの読み込み速度を試す場合は、「GTmetrixPageSpeed Insights」などの計測ツールで「ページ読み込みにかかる秒数」を計測しましょう。計測数値はタイミングによって変動するので、何回か試した平均値を算出しましょう。

キャッシュ機能のWPプラグインは、設定が複雑で難易度が高めです。この記事では、設定内容の説明は省略します。各プラグインの設定方法を詳しく知りたい方は、検索エンジンでプラグイン名で検索してみてください。実際に利用しているユーザーの記事が幾つもヒットします。

参考

WordPressプラグインのまとめ記事

この記事以外にもWordPressプラグインの解説記事を用意しています。
下記の記事も合わせてご覧下さい。

参考記事

WordPressテーマをパワーアップしよう!

ロケット

この記事で紹介しているプラグインを活用すれば、WordPressの機能拡張はバッチリですね。

もし、WordPressテーマ(テンプレート)も合わせて格好良くパワーアップしたい場合は、下記の記事を参考にして下さい。お勧めのWPテーマをまとめています。

個人的には、ワードプレステーマTCDがお勧めです。簡単に格好良いWebサイトが運営できます。様々な種類があるので、自分の目的に合うWPテーマを選びましょう。

参考記事
WPテーマ比較
スポンサーリンク