PublishPress Revisions

PublishPress Revisionsは、既に公開した記事に対して「編集中リビジョン」を作成して管理できるWordPressプラグインです。

既に公開した記事に対して「編集中リビジョン」を作成して、公開内容を変更することなく、記事内容を編集できます。

リビジョンの機能は、記事公開の承認・公開スケジュールを指定できます。

公開済みの記事を修正・追記する機会が多いブログ(オウンドメディア)での運用に役立ちます。

ちなみに、プラグイン単体でも利用でき、他のプラグインと併用して運用することもできます。
便利なプラグインなので活用しましょう。

はじめに

このプラグインが優れていること

  • 既に公開した記事に「編集中リビジョン」を作成できる。
  • 公開内容を変更することなく「編集中リビジョン」を編集できる。
  • リビジョンの公開承認を管理できる。
  • リビジョンの公開スケジュールを管理できる。
  • 新旧リビジョンの変更内容の比較ができる。
  • リビジョンを変更した際に担当者に通知できる。
  • ブロックエディタ・クラシックエディタの両方に対応。
  • クラシックエディタで記事を再編集する際に、記事公開日を素早く「現在の日時」に変更できる。

機能紹介(英語)

信頼性

プラグインが定期的にアップデートされており、安定的に保守が行われています。
サポートフォーラムでも開発者が質問に回答しています。
プラグインの保守は適切に行われているようです。

確認日:2023.04.27

確認できた内容
  • 定期的なアップデートの実績
  • サポートフォーラム評判
  • プラグインの評価
  • プラグインの利用者数
  • 有料版のプラグインあり

注意点

公開済み記事が編集対象

このプラグインは既に公開された記事に対してリビジョンを作成して管理できます。
記事の新規作成で利用する機能ではありません。

英語表記

このプラグインの機能は素晴らしいのですが、唯一の欠点が日本語化されていないことです。
プラグインの画面は全て英語表記です。
文言を変更できる部分もありますが、日本語に変更できない部分もあります。

インストール方法

PublishPress Revisions

WordPressの管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「PublishPress Revisions」で検索
  2. 「wordpress.org」からダウンロードする

プラグインの使い方

プラグインの機能の概要を紹介します。
プラグインの使い方・詳細仕様は、公式のマニュアル(英語)をご覧ください。

メニュー

このプラグインの管理画面は下記の場所にあります。

WordPress管理画面 > リビジョン > Revision Queue
WordPress管理画面 > リビジョン > Settings

PublishPress Revisions

新規リビジョンとして保存する方法

既に公開した記事を編集する際に、エディタの公開・更新ボタン付近にある「New Revision」ボタンをクリックすると、「新規リビジョン」として保存されます。

新規リビジョンとして保存された記事は「記事公開が保留中」になり、記事編集の担当者のみが閲覧できます。この段階では一般公開されていません。

担当者が記事公開を承認すると、記事が一般公開されます。

ブロックエディタ

ブロックエディタ

クラシックエディタ

クラシックエディタ

リビジョン一覧

リビジョンに関する情報が一覧表示されます。

リビジョンとして保存した記事は「記事公開が保留中」になり、記事編集の担当者のみが閲覧できます。この段階では一般公開されていません。

担当者が記事公開を承認すると、記事が一般公開されます。

リビジョン

リビジョン一覧

記事公開の承認

新規リビジョンとして記事を保存すると、次に編集メニューが表示されます。
そして、確認画面の上部に編集・承認ボタンが表示されます。
そのボタンから記事公開の承認ができます。

記事公開の確認画面(古いバージョンの画面)

記事公開の承認

リビジョンの比較

新旧リビジョンの変更内容を比べて、変更内容を確認できます。

リビジョンの比較

リビジョンの比較

プラグインの設定

プラグインの設定は、初期設定でも運用できます。
必要に応じて設定を調整して下さい。

初期設定では「新規リビジョン」として保存した記事に対する「メール通知」が有効化されています。メール通知が不要な場合は、設定を無効化することができます。

プラグインの設定(古いバージョンの画面)

プラグインの設定

7つのプラグイン 機能一覧

「PublishPress」シリーズは、7つのプラグインに機能が分割されています。
プラグイン単体またはプラグインを組み合わせて利用できます。
自分が必要な機能だけを選んで利用することができます。
プラグインごとの主な機能は下記の通りです。

PublishPress ブログの記事作成から公開までのワークフロー(作業工程)を管理できる。
PublishPress
Revisions
既に公開した記事に対して編集中リビジョンを作成できる。公開内容を変更することなく、記事内容を編集できる。
PublishPress
Authors
記事に複数の投稿者を指定できる。そして、記事の下に投稿者プロフィールを表示できる。
PublishPress
Permissions
権限グループごとに記事編集のアクセス権限を指定できる。
PublishPress
Capabilities
WordPressの機能を利用する権限を管理できる。
権限グループごとに利用できる機能を指定できる。
PublishPress
Checklists
記事の入力必須項目を設定して、公開前のチェックができる。
PublishPress
Blocks
ブロックエディタのブロックを拡張できる。

マニュアル

プラグインの使い方・詳細仕様は、公式のマニュアル(英語)をご覧ください。
英語なので、Google翻訳などの翻訳ツールを利用してご覧下さい。

公式マニュアル

まとめ

PublishPress Revisionsは、既に公開した記事に対して編集中リビジョンを作成して管理できるWordPressプラグインです。

既に公開した記事に対して編集中リビジョンを作成して、公開内容を変更することなく、記事内容を編集できます。

リビジョンの機能は、記事公開の承認・公開スケジュールを指定できます。

このプラグインは、公開済みの記事を修正・追記する機会が多いブログ・オウンドメディアの運用の際に役立ちます。便利なプラグインなので活用しましょう。