Custom Twitter Feeds

Custom Twitter Feedsは、Twitterのタイムラインをブログに表示できるWordPressプラグインです。

Twitterが公式に提供しているタイムラインの埋め込み機能(Embedded timelines)は、タイムラインの表示内容をカスタマイズできる部分が限られています。

このプラグインはTwitterのタイムラインの表示内容を自分好みにカスタマイズできます。それに加え、タイムライン上のツイートの「いいね」と「リツイート」の数も表示できます。

「Twitter API」を利用してデータを定期的に取得します。データはサーバー上にキャッシュされ、ブログの表示が遅くなることはありません。APIへのリクエストを最小限に抑える仕様になっています。

無料版なので、機能制限もありますが、ブログと一緒にTwitterを運用している場合に役立ちます。SNSのアカウントを運用している方は活用しましょう。

Twitter API 仕様変更の影響について

2023年のTwitter APIの有料化および仕様変更の影響により、旧APIを利用していたこのプラグインは、新APIに移行後、プラグインが正常に動作しなくなりました。

無料版のプラグインは、情報取得の際にAPIに依存しています。
APIの問題は解決が困難と思われます。(推測)

今後の対応として、Twitterが無料公開している公式の埋込ツールへの乗り換えをお勧めします。

はじめに

このプラグインが優れていること

  • Twitterのタイムラインをブログに表示できる。
  • ハッシュタグが含まれた最新ツイートを表示できる。
  • Twitterのタイムラインの表示内容を自分好みにカスタマイズできる。
  • Twitterのタイムライン上のツイートの「いいね」と「リツイート」の数を表示できる。
  • 表示するデータはサーバー上にキャッシュされ、ブログの表示が遅くなることはない。
  • データ取得の間隔を指定できる。
  • ショートコードを利用して表示場所・オプションを指定できる。
  • 更に高度な機能を利用できる有料版が用意されている。

見本

下記は見本の画像です。
文言・背景色などは自由にカスタマイズできます。
ちなみに、無料版ではツイートの画像・動画を表示できません。

Twitterタイムライン

Twitterタイムライン

信頼性

プラグインが定期的にアップデートされており、安定的に保守が行われています。
サポートフォーラムでも開発者が質問に回答しています。
プラグインの保守は適切に行われているようです。

確認日:2021.04.15

確認できた内容
  • 定期的なアップデートの実績
  • サポートフォーラム評判
  • プラグインの評価
  • プラグインの利用者数
  • 有料版のプラグインあり

インストール方法

Custom Twitter Feeds

WordPressの管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Custom Twitter Feeds」で検索
  2. 「wordpress.org」からダウンロードする

プラグインの使い方

プラグインの管理画面は日本語化されていません。
よくわからない英単語があれば、Google翻訳などを利用して、プラグインの管理画面を翻訳して利用して下さい。

管理画面の場所

このプラグインの管理画面は管理メニューの第一階層に表示されます。

WordPress管理画面 > Twitter Feeds

Custom Twitter Feeds

1. Configure(設定)

あなたのTwitterアカウントを利用して「Twitter API」のアクセスを許可する必要があります。

アクセス許可の認証が完了すると「Access Token」と「Access Token Secret」の情報が自動入力されます。

その後、表示対象のTwitterアカウントまたはハッシュタグを指定して設定を保存して下さい。

Twitter API アクセス許可

Twitter API アクセス許可

連携アプリを認証

連携アプリを認証

アクセス許可の完了

アクセス許可の完了

フィードの設定

Twitterアカウント・表示件数・データ取得間隔などを設定します。

フィードの設定

2. Customize(カスタマイズ)

表示内容のカスタマイズができます。
非表示にしたい内容があれば、チェックを外すと対象を非表示にできます。

管理画面の下の方にある「Advanced」は高度な設定なので、基本変更する必要はありません。

カスタマイズ

3. Style(書式・外観の設定)

Twitteのタイムラインの書式・外観の設定ができます。
文言・配色を変更する場合に表示内容を整えることができます。
必要に応じて設定を調整して下さい。

全体・ヘッダーの設定

全体・ヘッダーの設定

日付・投稿者・文言・リンク・ボタンの設定

日付・投稿者・文言・リンク・ボタンの設定

4. Display Your Feed(ショートコード)

ショートコードを利用すれば、Twitteのタイムラインをブログの記事やサイドバーなどに手動で表示できます。

プラグインの管理画面の「4. Display Your Feed」に利用できるオプションの使い方がまとめられています。詳しくはその情報をご確認下さい。

基本形

[custom-twitter-feeds]

表示件数の指定

[custom-twitter-feeds num=5]

Twitterアカウントの指定

[custom-twitter-feeds screenname="アカウント"]

Twitterハッシュタグの指定

[custom-twitter-feeds hashtag="#ハッシュタグ"]

まとめ

Custom Twitter Feedsは、Twitterのタイムラインをブログに表示できるWordPressプラグインです。

Twitterが公式に提供しているタイムラインの埋め込み機能(Embedded timelines)は、タイムラインの表示内容をカスタマイズできる部分が限られています。

このプラグインはTwitterのタイムラインの表示内容を自分好みにカスタマイズできます。それに加え、タイムライン上のツイートの「いいね」と「リツイート」の数も表示できます。

無料版なので、機能制限もありますが、ブログと一緒にTwitterを運用している場合に役立ちます。SNSのアカウントを運用している方は活用しましょう。