※ アフィリエイト広告を利用しています
WordPress(ワードプレス)を検索エンジンに評価されやすくするSEOの秘訣を紹介します。
WordPressを利用して構築したブログに対してのSEO(検索エンジン最適化)のノウハウを解説しています。初心者向けの入門的な内容になっています。
誤解がないように説明しておきますが、検索エンジンと上手く付き合うために必要なことを整理してまとめています。検索エンジンの検索順位を上げるテクニックではありません。
近年、検索エンジンの検索順位のアルゴリズム(仕組み)が高度化するにつれ、
2018年頃まで通用していたSEOのテクニックが完全に無価値になりました。
数年前まで常識だったSEOのノウハウが既に化石となっています。
この記事では「2021年時点のSEO」を整理してまとめています。情報は随時更新する予定です。
あなたのブログを運営する際に参考になれば幸いです。
はじめに
この記事は「2021年時点のSEO」を整理してまとめています。
SEOに関連する基本的な考え方などは参考になると思いますが、
今後、記事に書いた内容が古くなっていく可能性があります。
SEOに関する情報はGoogleが提供する公式情報をご覧ください。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった言葉です。
直訳すると「検索エンジン最適化」となります。
日本においてのSEOは「Google・Yahoo!JAPAN・Bing」の検索エンジンに対しての最適化になります。
ちなみに、Yahoo!JAPANは、独自にカスタマイズしたGoogleの検索エンジンを採用しています。
つまり、日本においてのSEOは、Googleの検索エンジンに対して最適化を行うことにほぼ等しいのです。
SEOの重要性
近年、ブログのSEOは重要度を増しています。
誰にでも当てはまることですが、日々の日常生活の中で、調べたいことがあったら、スマホ・PCを利用してインターネットで解決方法を探すことが一般的になっています。
インターネットで疑問の解決方法を探す際は、検索エンジン(GoogleまたはYahoo!JAPAN)を利用するのが一般的です。
検索エンジンに表示される内容を最適化することで、検索エンジン経由で、あなたのブログに訪問する、新規の読者を獲得しやすくなります。
逆に言うと、SEOを怠ると、新規の読者があなたのブログに訪れる機会を損失することにもなりかねません。
よくある勘違い
WordPressのSEOに関する設定を管理できるテーマ・プラグインは多数存在しますが、それらのテーマ・プラグインは、検索エンジンの検索順位で上位表示を狙う目的で利用する訳ではありません。
検索エンジンの検索結果に表示される文言や画像を「最適化」する目的で利用します。
検索エンジンに表示される文言や画像の内容を整えることで、それを見た人の反応が良くなり、検索エンジンからの人の流入が増えます。
そして、記事を読んだ人が記事の内容に満足すると、友人にも役に立つ情報を共有したいので、SNSで記事が共有・拡散されやすくなります。
結果的に、あなたのブログ記事が検索エンジンから良い評価を受けやすくなります。
すぐに効果は出ません
念のため説明しておきますが、SEOの対策をすれば、すぐにSEOの効果が出る訳ではありません。
ブログのSEOは長期的にじっくり取り組むものです。あなた自身もSEOの概念を理解して、SEOを実践する必要があります。
もし、SEOのことがよく分からない場合は、書店でSEOの関連書籍を購入して勉強することをお勧めします。
今さら聞けないSEOの常識
ブログ運営者が知っておくべき「SEOの常識」を紹介します。
下記の内容はブログ運営者なら知っているのが前提で、もし、知らないまたは無視すると、大きな不利益を被ります。
Googleの企業理念
Googleは検索エンジンの利用者の利便性を追求しています。
あなたがSEOに取り組むのであれば、その点を理解しておく必要があります。
「Google が掲げる 10 の事実」の一番目にユーザーを最も重要視することが掲げられています。
将来的に検索エンジンのアルゴリズム(仕組み)が多少変わったとしても、Googleが利用者の利便性を重視していることが変わることはありません。
ブログ運営者は、検索エンジンを小手先のテクニックで攻略しようと考えず、ブログの記事を読む利用者の目的達成・満足を狙ってコンテンツを作成することが、SEOの効果を高める秘訣でもあります。
参考記事
第1章
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。
金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。
広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。
新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
経験・専門性・権威性・信頼性
近年のインターネットは、誰でも簡単に情報発信ができるようになり、様々な情報が溢れています。
残念ながら、その中には「素人が作った信頼性が不確実なコンテンツ」や「詐欺目的のコンテンツ」が多数存在するようになりました。
信頼性が不確実なコンテンツは、検索エンジンの利用者に不利益をもたらす可能性があるため、検索エンジンが「経験・専門性・権威性・信頼性」の評価判別を行うようになりました。
そういった理由で、近年のGoogleの検索エンジンは「経験・専門性・権威性・信頼性(EEAT)」に優れるコンテンツを検索結果で上位表示させるようになりました。
ブログ運営者は、検索エンジンが「経験・専門性・権威性・信頼性(EEAT)」の評価判別を行うことを理解した上でコンテンツを作成する必要があります。
E-E-A-T
Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
経験 Experience |
コンテンツの制作者がその分野に必要な経験があるかどうか。 その分野においての実体験・人生経験の量が十分であるかどうか。 |
---|---|
専門性 Expertise |
特定分野における専門家が、サイトのコンテンツを作成したり編集したりしているかどうか。
|
権威性 Authoritativeness |
その分野の権威として、サイトやコンテンツが多くの人に認知されているか。
|
信頼性 Trustworthiness |
サイト・コンテンツは十分に信頼できるものかどうか。 下記は一例です。
|
高い品質が求められる分野
ブログを運営するのであれば「YMYL」というSEO用語を必ず理解しておく必要があります。
高い品質が求められる分野が存在します。
YMYL
Your Money or Your Life
YMYLは、Google検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福・健康・経済的安定・人々の安全に影響を与える可能性のあるページ」を指す用語です。
これらの業種に関わる情報は、人々の人生に大きく影響するため、他の業種のコンテンツよりも高い品質が求められています。
特に注意すべき業種が、医療、健康、金融などに関わる情報です。
その業種は、専門家・専門会社のWebサイトが検索エンジンで優先して上位表示されます。
専門家・専門会社のWebサイトが検索エンジンで優先して上位表示されるので、素人は絶対にこの分野に参入してはいけません。
そして、ブログの運営者が「YMYL」で注意すべきことが他にもあります。
「YMYL」の対象に「Shopping(購入)」も含まれていることです。
商品・サービスの調査・購入に関連する情報を提供するWebページも高い品質が求められます。
つまり、アフィリエイトブログの商品レビュー記事にも高い品質が求められることになります。
詳しくは、下記のガイドライン(英語)をお読み下さい。
Google検索品質評価ガイドライン
Your Money or Your Life (YMYL) Pages
上記のガイドラインの中に「YMYL」に関する説明があります。
高い品質が求められる分野
下記に該当する分野は、高い品質が求められます。
下記は意訳した内容です。
詳しくは「Google検索品質評価ガイドライン」の内容をご確認下さい。
ニュース 時事問題 |
国際的な出来事、ビジネス、政治、科学、技術などの重要ニュース。 全てのニュース記事が必ずしも「YMYL」とみなされる訳ではありません。 スポーツ、娯楽、日常生活に関する情報は該当しません。 |
---|---|
市民の権利・ 政府・法律 |
選挙、政府機関、公共機関、法律に関する情報など、市民生活に必要な情報。 |
金融 | 投資、税金、退職金制度、ローン、銀行、保険などに関する助言や情報。 特に金融取引ができるページ。 |
購入 | 商品・サービスの調査と購入に関連する情報・サービスを提供すること。 特にオンラインでの購入ができるページ。 |
健康・安全 | 医療問題、薬、病院、緊急時の備え、活動の危険性などに関する助言や情報。 |
団体・組織 | 人々の団体・組織に関連する情報や主張。 人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、退役軍人の地位、性的指向、性別または性同一性に基づいて組織化された人々。 |
その他 | 人生や生活に大きな影響を与える情報は他にも多数あり、それらが「YMYL」とみなされる可能性があります。 フィットネス、栄養、住宅情報、進学、就職など、他にも多数あります。 |
広告
人の悩み・疑問を解決する
検索されるキーワードごとに需要と供給を上手く一致させることが、検索エンジン最適化に直結します。
これ重要です
検索エンジンの利用者の視点で考え、
検索キーワードから検索意図を推測して、
その疑問・悩みを解決する情報のブログ記事を書く。
人の悩み・疑問を解決する
検索エンジンの利用者は、自分の疑問・悩みを解決するために検索エンジンを利用して新しい情報を探しています。
その検索需要に対して、疑問・悩みを解決する方法や手順を解説する記事をあなたが書きましょう。(需要と供給を一致させる)
それがブログで良い評価を受ける記事を書くコツです。
検索エンジンの利用者の疑問・悩みを解決する記事は、検索エンジンから良い評価を受ける傾向が強いです。
Googleの検索エンジンは、利用者の利便性を第一に考えて設計されています。それを実現するために個人を特定しない匿名の統計データを収集・解析して、外部から良い評価を受けているWebサイトやブログ記事を分析しています。難しく考えると複雑な感じがしますが、答えは非常にシンプルです。
あなたがブログで記事を書く際は、検索エンジンの利用者(何かに悩んで解決方法を探している人)になったつもりで考えてみましょう。「このキーワードで検索している人は、何を求めて、何を探しているか」を深く考えることが重要です。思考を先回りして、解決方法をあなたが提示しましょう。
そうすると、記事に書いた情報が正しければ、記事を読んだ人の満足度が高まり、記事がSNSで共有・拡散されたり、外部のブログからリンクを張られたり、総合的に外部からの反響が良くなります。そして、結果的に検索エンジンからの評価が良くなる傾向があります。
記事を書く前に「利用者の検索意図」をよく考える
- 検索エンジンを利用している人の視点で考える。
- このキーワードで検索している人は、何に悩んで、何を探しているかの「検索意図」をよく考える。
- 思考を先回りして、検索キーワードごとに、疑問の解決方法をあなたが提示する。
人の悩みを解決する例
例えば
「台所 つまり」のキーワードで検索している人がいると仮定します。
推測
検索キーワードから推測すると、これは明らかに台所の排水溝の流れが悪くなって困り、解決方法をネットで探している方ですよね。
この場合は、その悩みの需要に対して、あなたが解決方法を記事に書いて提示すれば良いのです。
あなたが書くべき記事の内容
- 排水溝のつまりの原因をわかりやすく解説する。
- 自分で排水溝のつまりを解消する手順や必要な道具を紹介する。
- 自分で解決できない人のために、プロの業者も紹介する。
上記の記事を読んだ人は、直ぐに実行可能な内容であれば、試してみますよね。
無事解決できれば、ブログのコメント欄にお礼のコメントを書き残したり、SNSで記事を共有することもあります。そういったことの積み重ねで、少しずつブログが活性化していきます。
良い循環を作り出す流れ
検索エンジン (Google) |
|
---|
▼ ▼ ▼
ブログ運営者 |
|
---|
▼ ▼ ▼
ブログ読者 |
|
---|
▼ ▼ ▼
結果的に |
|
---|
検索エンジンから良い評価を受ける秘訣
検索エンジンから良い評価を受ける秘訣は、
あなたが検索エンジンの利用者の検索意図を推測して、疑問・悩みを解決する記事を書くことです。
検索エンジンの利用者が探していることに対して、あなたが解決方法を提供することを意識しましょう。
記事を読んだ人の反応が良ければ、自然とブログが活性化するはずです。
そして、自然に検索エンジンからの評価が良くなります。
記事を書く際に意識すべきこと
- 疑問・悩みの解決方法を提供する。
- 読者が満足する質の高い情報を提供する。
- 読者の好奇心を刺激する情報を提供する。
- 読者が楽しくなる情報を提供する。
参考
検索エンジンで検索されるキーワードを調査するツールとして、下記の調査ツールが便利でオススメです。
実際に検索されるキーワードを調査することができます。
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワードツールです。検索エンジンのサジェスト、Q&Aサイトの質問、トレンド情報などを素早く調査できます。 ブログの記事を書く際は、キーワードツールを利用して、実際に検索されている検索 …
ブログ構築時のSEO
当ブログでも運用しているWordPressの設定例を紹介します。
検索エンジンに対しての最適化において影響がある設定項目になります。
自分のブログを検索エンジンに対して最適化したい方は参考にしてください。
この記事で紹介する設定の導入は、推奨はしますが、必須ではありません。必要に応じて活用してください。
推奨するSEO
- パーマリンクにキーワードを入れて理解しやすいURLにする
- 重複コンテンツを防ぐためにインデックスの設定を調整する
- XMLサイトマップを作成する
- パンくずリストを利用してサイト構造を伝える
- HTTPSでサイトを保護する
- ページ表示を速くする
- モバイルフレンドリーに対応させる
1. パーマリンクにキーワードを入れて理解しやすいURLにする
WordPressのパーマリンク(URL構造)をカスタマイズすると、URLの文字の中にSEOを意識したキーワードを入れて、
利用者が理解しやすいURLにすることができます。
検索エンジンの検索対象は、記事のタイトル・本文だけでなく、URLの文字も含まれています。
URLの文字にSEOを意識したキーワードを入れることで、
ほんの少しですが、SEO効果を高めることができます。
WordPressのパーマリンク設定は、初期設定ではURL構造の中に「投稿ID」の数字が入ります。
その数字の部分を「カスタム構造」で「投稿名(postname)」に変更することで、URLの中に任意のキーワードを入れる事ができます。
そして、記事を書く際に、記事のパーマリンクにSEOを意識したキーワード(英語)に手動で変更します。
Google検索セントラル
URL構造に文字を入れて分かりやすくするのは、Google検索セントラルでも推奨する説明があります。
初心者向けSEO - コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURL
パーマリンク変更時の注意点
WordPressのパーマリンク(URL構造)の変更は、慎重に行う必要があります。
ブログの構築時またはリニューアルの際に変更するのが理想です。
ブログの運営途中で変更すると、URL構造がずれて、リンク切れが発生する場合があります。
パーマリンクの設定例
パーマリンクの例
基本(初期設定) | /?p=123 |
---|---|
カスタム構造 |
記事タイトルのみの例 ディレクトリを付けた例 |
SEOを意識してキーワードを入れた例
https://netaone.com/wp/wordpress–seo–plugin/
記事タイトル
WordPressのSEOに役立つプラグイン5選 & SEOの秘訣!
必ずしも狙ったキーワードで上位表示されるという訳ではありませんが、SEOを少し意識して記事タイトルやパーマリンク(URL構造)を決めるのがコツです。
上記のURLは、文字列にさり気なく「wordpress、seo、plugin」の3つの関連するキーワードを入れています。
記事タイトルにも、さり気なく3つのキーワードを入れています。これらのキーワードを複合キーワードで検索した際に上位表示するのを狙っています。
ちなみに、URLの中に日本語の文字を入れると、SEO効果は若干ありますが、逆にデメリットも多いです。URLがエンコードされ、URLが非常に長くなってしまい、URLを共有する際に扱いにくく、SNSで拡散されにくい傾向があります。(個人の感想)
結論としては、WordPressのパーマリンク設定は、SEOを意識した英語キーワードにした方が良いです。
そして、一番重要なのが「記事の質」です。いくらSEOを意識したキーワードを沢山埋め込んでも、記事の質が悪ければ、ブログの記事を読んだ読者が満足することはありません。そうなると、記事がSNSでも拡散されず、検索エンジンの検索結果でも上位表示されることはありません。
日本語URLの注意点
パーマリンクを「カスタム構造」または「投稿名」に変更すると、記事タイトルに入力した日本語の文字が自動的にURLに挿入されます。
URLに日本語の文字を入れると、URLが自動的にエンコードされ、URLの文字数が非常に長くなってしまいます。これはブログを運用する場合、悪影響が多々あります。
この問題はブログ運営者によって意見の見解が異なってくることですが、一般的なブログを運用する場合は、ブログのURLに日本語の文字を入れることは、避けた方が無難と考えます。
記事のURLは一度決めると、ブログ運用中はずっと利用するものです。
URLが長すぎると発生する問題
- 記事のURLを知人にメールやSNSで共有する際に扱いにくい。
- 結局は短縮URLを利用する事になり、同じ記事のURLが2つ存在する事になる。
- ブログのトラックバックがエラーになる。
2. 重複コンテンツを防ぐためにインデックスの設定を調整する
インデックスの設定は、自分でページごとに設定することを推奨します。
SEOの設定を管理できるテーマ・プラグインでは、記事・ページごとに「検索エンジンに対してのインデックスの設定」ができます。
インデックスの設定は、指定したページを検索エンジンに表示されるのを「許可・拒否」する設定です。
重複コンテンツ(重複した内容のページ・内容が薄いページ)を検索エンジンにインデックスさせない(noindex)ことで、それ以外の記事が優先して表示され、結果的にページの露出が増え、良い循環が生まれやすくなります。
補足説明
ちなみに、近年はGoogleの検索エンジンが進化して、検索エンジン側が自動的にインデックスの有無を判断してくれます。
ブログ運営者側がページごとにインデックスの設定を行わない場合、検索エンジン側がAIを利用して、インデックスの有無を自動判定します。
「独自の情報が少ないページ」と「アクセス数が極端に少ないページ」は、インデックスする必要がないと判断され、検索エンジン側がインデックスしない傾向があります。
インデックス状況は、Googleサーチコンソールで確認できます。検索エンジンにインデックスされる必要がないページは、自分でNOインデックス(noindex)の設定を行うことで、インデックスの有無の意図を検索エンジン側に円滑に伝えましょう。
インデックス (index) |
検索エンジンに表示されることを許可する設定。 |
---|---|
NOインデックス (noindex) |
検索エンジンに表示されることを拒否する設定。 |
カテゴリー・タグを特集ページのように作り込む
カテゴリー・タグのページを作り込んで情報量の多い分類ページに仕上げることを推奨します。
カテゴリー・タグを利用して、特集ページのように情報量の多い分類ページを作成する場合は「index」を設定すべきです。
タグなどの分類ページを作り込まない場合は、重複コンテンツと認識されるのを防ぐために「noindex」に設定しておきましょう。
独自の情報が少ないページを「noindex」に設定する例
下記のページは、WordPressの記事を整理して、利用者が探している情報を見つけやすくする目的で用意されています。検索エンジンからの流入で最初に表示されるべきページではありません。
そういった理由で、重複コンテンツ(独自の情報が少ないページ)は「noindex」に設定することを推奨します。
- タグ(独自の情報が少ない場合)
- 日付別アーカイブ
- 投稿者アーカイブ
- 分割表示されたアーカイブの2ページ目以降
- 検索結果ページ
- 404ページ
記事ごとのインデックスの設定(必要に応じて)
SEOの設定を管理できるプラグイン・テーマでは、記事ごとにインデックスの設定ができます。検索エンジンに表示させるかの有無を設定できます。
検索エンジンに表示されたくない記事、表示される必要がない記事は、記事ごとに「noindex」を設定しましょう。
検索エンジンに表示される必要のない記事に「noindex」を設定することで、それ以外の記事の露出が増える効果があります。
「noindex」を設定する例
- 検索エンジンに表示されたくない記事
- 検索エンジンに表示される必要がない記事
- 情報が古くなりすぎて読者に誤解を与える可能性がある過去記事
3. XMLサイトマップを作成する
XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラー(自動巡回システム)に対して、ブログの更新情報や作成済み記事の情報を円滑に伝える役割があります。
XMLサイトマップは、プラグインを利用して自動生成できます。下記のプラグインが利用者も多く、尚且つ、シンプルで使いやすいのでお勧めです。
そして、XMLサイトマップのURLを「Googleサーチコンソール」に登録して、検索エンジンに認識させる必要があります。
参考プラグイン
XML Sitemaps(旧名称:Google XML Sitemaps)は「Google」および「Bing」の検索エンジン向けのXMLサイトマップを自動生成できるWordPressプラグインです。 検索エンジン向けのX …
Googleサーチコンソール
SEOにおいて、Googleサーチコンソールの役割は非常に重要です。ブログを運用する場合は、必ず設定して活用しましょう。
Googleサーチコンソールに登録することで、検索エンジンの「検索トラフィック」「クローラーの活動状況」などを確認できます。
公式サイト
4. パンくずリストを利用してサイト構造を伝える
パンくずリスト(breadcrumb)は「検索エンジン」と「ブログ読者」の両方にサイト構造をわかりやすく伝えることができます。
近年のWPテーマには「パンくずリスト」を自動生成する機能が実装されている場合が多いです。その機能を活用しましょう。
検索エンジン | Webサイトで「パンくずリスト」を利用することで、サイトのリンク構造が整理され、検索エンジンのクローラーが「リンク」と「パンくずリスト」の構造化データを巡回・取得して、検索エンジンが認識しやすくなります。 |
---|---|
ブログの読者 | パンくずリストを利用してサイトのリンク構造を整理することで、Webサイトのリンク構造をブログ読者が理解しやすくなります。 |
5. HTTPSでサイトを保護する
Googleは検索エンジンの検索結果において、HTTPSで保護されたページを優先して表示させることを明言しています。
WordPressで運営するブログにSSLを導入することで、ブログ読者とサーバー間の通信が暗号化されます。通信が暗号化されるので、通信の安全性が向上します。
SSLを導入するメリットとして「Webサイトの改ざん」「通信の盗聴」などからWebサイトを守る効果が期待できます。
Google検索セントラル
6. ページ表示を速くする
ブログのページ表示の速さは、検索エンジンの検索順位に影響する要因の一つです。
ブログのページ読込・表示にかかる時間が極端に長いと、検索エンジンの検索順位に悪い影響を与える可能性があります。
簡単に説明すると、ブログのページ読込・表示にかかる時間は短い方が良いということです。
ブログのページ表示が速いと、ページがサクサク表示されるので、ページを読む人の良好体験に繋がります。
ページの読み込みにかかる時間は、Googleの「PageSpeed Insights」で計測できます。
ページ表示が遅くなる原因
- JS・CSS・HTMLコードを最適化していない。
- 画像ファイルを最適化していない。
- プラグインを過度に利用している場合、プラグイン同士が影響し合い、ページ表示が遅くなる場合がある。
- 最近更新されていないテーマ・プラグインを利用している場合、最新のサーバー環境に合わず、エラー・警告が多発して動作が遅くなる場合がある。
- 格安レンタルサーバーまたは格安プランを利用している。
ページ読込速度の計測
Googleの「PageSpeed Insights」を利用すれば、Webサイトのページ読込速度を計測できます。
自分のブログのページの読込・表示速度を計測して、改善点の提案を確認できます。
公式サイト
PageSpeed Insights(ページスピード・インサイト)
Google検索セントラル
ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について
7. モバイルフレンドリーに対応させる
ブログを運営する場合「モバイルフレンドリー」に対応させる必要があります。
モバイルフレンドリーは、スマートフォン・タブレットのモバイル端末での利用にブログを最適化させることです。モバイルフレンドリーに対応させる最も簡単な方法がレスポンシブWebデザイン対応のWPテーマを利用することです。
近年は、有料販売されているWPテーマの殆どが「レスポンシブWebデザイン」に対応していますが、一部の古いWPテーマは非対応の場合があります。
スマートフォン・タブレット・PCの端末に表示内容を自動的に最適化させる「レスポンシブWebデザイン」に対応したWPテーマを活用しましょう。
Google検索セントラル
記事を書く際のSEO
SEOで記事を書く際に注意すべきことをまとめました。
特に記事タイトルの付け方は非常に重要です。SEO用のキーワードをただ入れるのではなく、記事タイトルをクリックして読みたくなるようなタイトルを付けることが重要です。
新聞やニュースサイトの見出しのように、短く、簡潔に、一目で内容を把握できる記事タイトルを考えてみましょう。
やるべきSEO
- SEOキーワードの選定
- タイトル・記事本文・パーマリンクにSEOキーワードを入れる
- 検索結果に表示される文言を整える
- イチオシ記事にリンクを集める
- リンク切れを無くす
- 信頼性を分かりやすく明記する
- 検索エンジンに外部リンクの関係性を伝える
1. SEOキーワードの選定
ブログの記事を書く際は、記事の内容を考えるのと一緒に「検索エンジンで上位表示を狙うキーワード」を決める必要があります。
何のキーワードで検索エンジンで上位表示を狙うかを明確に決めておきましょう。キーワードの選定は非常に重要です。
狙うキーワードを明確に決めないで記事を書き進めても、狙いが曖昧なので、良い成果が得られるはずがありません。
複合キーワードを狙う
検索需要の多いキーワードは、検索結果で上位表示するライバルが多いので、単一のキーワードでは、上位表示が難しいです。
必ずしも狙ったキーワードで上位表示される訳ではありませんが、
もう少し狙いを絞り込み、複数のキーワードを組み合わせた「複合キーワード」で上位表示を狙います。
複数のキーワードで絞り込むことで、検索需要は少なくなりますが、検索結果で上位表示しやすくなります。
3つのキーワードを組み合わせた複合キーワードの例
wordpress テーマ おすすめ
wordpress テーマ 自作
wordpress プラグイン twitter
wordpress プラグイン facebook
キーワードの選定の際に意識すべきこと
- 複数のキーワードを組み合わせて検索される「複合キーワード」を利用する。
- 検索需要の多いキーワードは、3つのキーワードを組み合わせると良い。
- 検索需要の多いキーワードは、1つのキーワードだけで上位表示を狙わない。
便利なキーワードツール
ラッコキーワードは、検索エンジンで実際に検索されるキーワードを調べることができるキーワード調査ツールです。ブログの記事構成やSEOキーワードを考える際に役立ちます。
詳しくは下記の解説記事をご覧下さい。便利なキーワードツールなので活用しましょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワードツールです。検索エンジンのサジェスト、Q&Aサイトの質問、トレンド情報などを素早く調査できます。 ブログの記事を書く際は、キーワードツールを利用して、実際に検索されている検索 …
2. タイトル・記事本文・パーマリンクにSEOキーワードを入れる
記事のタイトル・記事本文には、SEOキーワードを文章の中で自然に入れる必要があります。
自然な文章になるように配慮して、SEOキーワードを必ず入れましょう。
そして、特に重要な役割があるのが記事タイトルです。ブログの読者は、記事を読むか読まないかは、記事タイトルを見て判断します。
記事を読みたくなるような、興味をそそるような記事のタイトルをつけるように心がけましょう。
ただし、不自然にSEOキーワードを入れすぎないように注意してください。SEOキーワードはキーワードを多く入れれば良いという訳ではありません。
記事を読むのは人間です。文章として自然な感じで、尚且つ、クリックして記事を読みたくなるような記事タイトルにすることが重要です。
それに加え、記事のパーマリンク(URL構造)にもSEOキーワードを入れると更に良いです。
タイトル・パーマリンクの例
記事のタイトル | WordPressのSEOに役立つプラグイン5選 & SEOの秘訣! |
---|---|
記事のパーマリンク (URL構造) |
/wp/wordpress-seo-plugin/ |
補足説明
必ずしも狙ったキーワードで上位表示される訳ではありませんが、
SEOを少し意識して記事タイトルやURL構造を決めるのがコツです。
記事タイトルのには「WordPress・SEO・プラグイン」のSEOキーワードを自然に入れています。
そして、記事のURLには「wordpress・seo・plugin」の英語のSEOキーワードを入れています。
複数のキーワードで検索した際に、キーワードが一致するように狙っています。
ちなみに、SEOキーワードは多すぎてもよくありません。
キーワードは2〜3個に絞りましょう。その方が自然な日本語の文章になります。
記事を書く際に意識すべきこと
- 記事のタイトル・記事本文にSEOキーワードを自然な形で入れる。
- 見出し(H1〜H5)にSEOキーワードを適度に入れて、文章を読みやすくする。
3. 検索結果に表示される文言を整える
検索エンジンの検索結果に表示される文言を記事ごとに整える必要があります。
具体的には、検索結果の画面に表示される必要のない文言を削除して文言を調整します。
短く、簡潔に、記事の概略がわかるように文言を調整しましょう。
検索エンジンの検索結果
補足説明
タイトル | 記事タイトルは34文字以内にする。 読みやすさに配慮して、2フレーズに分けると良い。 |
---|---|
ディスクリプション (説明文) |
ディスクリプションに出力される文言を整える必要があります。 この部分は検索エンジンの検索結果に表示されます。 「抜粋」が空欄の場合、記事本文の先頭から110文字が使用されます。 |
HTMLコードの例
1 2 |
<title>記事タイトルは34文字以内にする。</title> <meta name="description" content="記事本文の先頭から110文字が使用される"> |
4. イチオシ記事にリンクを集める
ブログ内のイチオシ記事に対して、関連性のある記事からリンクを張ってリンクをイチオシ記事に集めましょう。
そうすることで、サイト内で自然な形で「内部リンク」が集まり、自然な形で記事の露出が増え、記事の閲覧数および回遊率が上がります。
そして、結果的に、記事閲覧者のサイト滞在時間が長くなります。
記事を読んだ読者が満足する内容であれば、検索エンジンからの評価も自然に良くなる傾向があります。
良い循環を生み出す流れ
- イチオシ記事は関連する記事からリンクを張ってリンクを集める
- 記事の閲覧数・回遊率が上がる
- 記事の直帰率が下がる
- 記事閲覧者のサイト滞在時間が長くなる
- 検索エンジンからの評価も自然に良くなる
5. リンク切れを無くす
ブログの記事内のリンク切れは、記事に掲載した内容が古くなっている状態でもあります。
ブログの記事を読んでいる読者の途中離脱を防ぎます。リンク切れが無いように注意しましょう。
リンク切れの自動チェックは「Broken Link Checker」を利用すると効率的に運用できます。便利なプラグインなので活用しましょう。
リンク切れを無くした方が良い理由
- 記事に掲載した内容の中で古くなっている部分を発見するのに役立つ。
- 記事を読んでいる読者の途中離脱を防ぐ。
参考プラグイン
Broken Link Checkerは、リンク切れを自動検出できるWordPressプラグインです。 ブログの記事内にある外部リンクの「リンク切れ」を自動的にチェックして、リンク切れを検出したらダッシュボードで通知して …
6. 信頼性を分かりやすく明記する
近年の検索エンジンは「専門性・権威性・信頼性」に優れるコンテンツを検索結果で上位表示させる傾向があります。
ブログの運営者は、検索エンジンが「専門性・権威性・信頼性」の評価判別を行うことを理解した上でコンテンツを作成する必要があります。
必須ではありませんが、少しでも信頼性の裏付けに繋がる情報は、ブログで積極的に公開することを推奨します。
特に「YMYL」に該当する「医療・健康・金融」に関連したコンテンツを作成する場合は、信頼性の向上に繋がる情報をブログに表記しましょう。
信頼性の向上に繋がる情報
ブログ |
|
---|---|
ビジネス |
|
7. 検索エンジンに外部リンクの関係性を伝える
自分と関係性がないWebサイトに対して外部リンクを張る場合は、
外部リンクに「rel=nofollow」を記述することを推奨します。
ちなみに、内部リンクに対しては記述する必要はありません。
これは検索エンジンのクローラー(自動巡回システム)がリンクを辿らないようにする設定です。
検索エンジンに対して「自分と関係性がある外部リンク」と「関係性がない外部リンク」を区別して伝えることができます。
外部のWebサイトに対してリンクを張ることは、そのリンク先を評価することでもあります。
検索エンジンのクローラーに巡回させる必要がない場合は「rel=nofollow」を付けましょう。
rel属性が何も記述されていない場合は、無条件でクローラーが巡回します。
HTMLコードの例
1 |
<a href="https://www.google.co.jp/" rel="nofollow">Google</a> |
「nofollow」を記述する例
- 自分と関係性がない外部リンク
- 広告などの外部リンク
- 検索エンジンのクローラーが巡回する必要がない外部リンク
複数の伝え方がある
rel="sponsored" | 「広告」や「有料リンク」の外部リンクに記述します。 |
---|---|
rel="ugc" | 「コメント」や「フォーラム投稿」など、ユーザー作成コンテンツ(UGC)の外部リンクに記述します。 |
rel="nofollow" | 自分のサイトと外部リンクを関連付けたくない場合に記述します。 または、検索エンジンのクローラーに巡回させたくない場合に記述します。 |
Google検索セントラル
広告
SEOで失敗しないために必要なこと
SEOで失敗しないために必要なことを紹介します。
初めてブログ運営者に挑戦する方は、絶対にやってはいけないことをよくご確認下さい。
絶対にやってはいけないこと
- 高い品質が求められる分野に参入しない
- 飽和している市場に安易に参入しない
- 価値の低いコンテンツを作成しない
- 自作自演・スパム行為は厳禁
高い品質が求められる分野に参入しない
あなたがブログ運営に関わるのであれば「YMYL」というSEO用語を必ず理解しておく必要があります。
YMYLは、Google検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福・健康・経済的安定・人々の安全に影響を与える可能性のあるページ」を指す用語です。
これらの業種に関わる情報は、人々の人生に大きく影響するため、他の業種のコンテンツよりも高い品質が求められています。
詳しくは、この記事の上の方の「いまさら聞けないSEOの常識」で解説しています。そちらの内容をご確認下さい。
飽和している市場に安易に参入しない
既に飽和している市場に後から参入すると、強力な競合者が既に多数存在するので、成果が出るまでに時間がかかり、苦戦することが予想されます。
自分が費やした労力の割に得られる成果が少ないので、挑戦の途中で挫折する可能性があります。
理想論になりますが、自分の得意分野・強みを活かして、新しく生まれる成長市場に参入することが好ましいです。
世の中のトレンドは常に流動的に動いています。新しいトレンドの波を探して、その波に上手く乗ると、あなた自身とブログを成長させてくれるかもしれません。
価値の低いコンテンツを作成しない
独自性が低いコンテンツは、価値の低いコンテンツと評価判別され、検索エンジンから悪い評価を受ける可能性があります。
近年、AIを利用した自動生成ツールや自動翻訳ツールが登場していますが、それらを利用する場合は、必ず人間による確認作業が必要になります。
無断複製 |
|
---|---|
自動生成 |
|
低品質 |
|
自作自演・スパム行為は厳禁
自作自演・スパム行為は、過度にやりすぎると、迷惑行為と判別されて、ブログが検索エンジンから悪い評価を受ける可能性があります。
ブログに対しての集客活動が目的でも、下記に該当する自作自演・スパム行為は逆効果になる可能性があります。
- 自作自演リンク
- 有料リンクの購入
- SNSのフォロワーの購入
- SNSの「いいね」の購入
- SNSでの過度な宣伝活動(スパム行為)
検索エンジンに評価されにくいブログの特徴
ブログに掲載する情報は、どんな話題・業界でも良いので、特定分野に特化するべきです。
特定分野に特化していないブログは、検索エンジンに評価されにくい傾向があります。
ちなみに、個人ブログで、個人の日常・体験・感想を投稿するのであれば、ブログではなく、TwitterなどのSNSの方が相性が良いです。ハッシュタグを付けて呟けば、多くの人に露出して拡散されやすいです。
日記ブログ | 個人の日常・体験・感想を投稿する「日記ブログ」は、ブログに様々な情報を掲載することになります。 特定分野に特化していないブログは、検索エンジンに評価されにくい傾向があります。 圧倒的に知名度がある場合を除き、ブログに掲載する情報は、何かの分野に特化した方が良い結果が得られやすいです。 |
---|---|
個人の活動記録 | 個人の生活や活動をまとめる「個人ブログ」は、あなたと面識がある人以外には需要が薄いです。 そして、類似した内容のブログが多数存在するので、検索エンジンに評価されにくい傾向があります。 圧倒的に知名度がある場合を除き、ブログに掲載する情報は、何かの分野に特化した方が良い結果が得られやすいです。 |
まとめ
近年、検索エンジンのアルゴリズムが複雑化しており、2018年頃までのSEOの手法が全く通用しなくなりました。
正直言って、SEOの難易度が飛躍的に上がっています。残念ながら、簡単に実践できるSEOの攻略法は存在しません。
そんな状況でも検索エンジンと上手く付き合うコツは、あなた自身が専門家になるしかありません。
専門家が配信する専門分野の情報は、情報の品質が高く、オリジナル性もあり、多くの人に記事が読まれやすいです。結果的に専門家が運営するブログは検索エンジンから評価されやすい傾向があります。
ブログ記事の専門性・品質・オリジナル性の条件を満たせば、記事を読む人の反応が良くなり、自然と被リンクやSNSでの拡散が増えるので、ブログの集客面で良い循環が生まれます。
多角的に外部から良い評価を受ける記事は、検索エンジンで上位表示されやすい傾向があります。
人の悩み・疑問を解決することがSEOに直結する
検索エンジンの利用者は「疑問・悩み」の解決方法を検索しています。
その検索需要に対して、最良の解決方法を提示する記事を書きましょう。それが検索エンジンから良い評価を受けるコツです。
SEOに近道はありません。検索キーワードごとの検索意図を推測して、その悩み・疑問を解決する情報の記事をコツコツと増やしていきましょう。
これ重要です
- 人の悩み・疑問を解決するコンテンツを提供する。
- あなた自身が専門家になり、品質が高く、オリジナル性が高い情報を配信する。
- 「EEAT」と「YMYL」の品質評価を理解した上でコンテンツを作成する。
- 多角的な集客方法を確立する。SNSからの集客を増やし、検索エンジンの依存度を下げる。
巻末おまけ1
検索順位を毎日確認すべし
あなたは、検索エンジンの検索順位において、何のキーワードで上位表示を狙うかを決めていますか?
もし、狙うキーワードを決めていなければ、直ぐに決める必要があります。
検索エンジンの検索順位は、検索順位チェックツールを活用することで、検索順位の動きを毎日確認して把握できます。
検索順位を毎日確認することで、自分が書いた記事がどう検索順位に影響しているかを把握しましょう。
検索順位チェックツールは、あなたのブログが検索エンジンにどう評価されているかの現状を知ることができます。そして、競合サイトの分析にも役に立ちます。
検索順位チェックツール
下記は定番のSEOツールです。
無料体験版も用意されているので、実際に自分で触って試してみましょう。
- Nobilista
クラウド型の検索順位チェックツール - GRC
インストール型の検索順位チェックツール
比較表
Nobilista | GRC | |
---|---|---|
導入のしやすさ | ○ 簡単 |
○ 簡単 |
提供方式 | ○ クラウド型 |
△ インストール型 |
計測の自動化 | ○ 自動取得 |
△ アプリ起動が必要 |
レポートの共有 | ○ 共有URLの発行 |
△ レポート印刷 |
料金の安さ | ○ 安価 |
○ 最も安価 |
支払い間隔 | ○ 月払い・年払い |
○ 月払い・年払い |
ツールの紹介
Nobilista クラウド型の検索順位チェックツール Win・Mac対応 |
日本発のクラウド型の検索順位チェックツールです。 主な特徴
|
---|---|
GRC インストール型の検索順位チェックツール Windows対応 |
日本製のインストール型の検索順位チェックツールです。 主な特徴
|
巻末おまけ2
SEOに強いWordPressテーマ
検索エンジンと上手く付き合うためのWordPressテーマ(テンプレート)を紹介します。
アフィリエイトに特化したWPテーマは、SEOに配慮して設計されており、SEOの設定をWPテーマ側で一元管理できます。
ブログの運営者は、余計な作業から解放され、ブログ運営とコンテンツ制作に集中することができます。
名称 | 解説 | 主な特徴 |
---|---|---|
ACTION (AFFINGER 6) |
詳細 |
|
WordPressテーマ比較
更に多くのWPテーマを下記の記事で紹介しています。
ブログ運営を効率化できるWordPressテーマ(テンプレート)を紹介します。 有料販売されている日本製のWordPressテーマを集めました。 個人がブログを運営したり、ビジネスでオウンドメディアのブログを運営できます …