記事の目次を自動生成できるWordPressプラグイン3個を比較

記事の目次を自動生成できるWordPressプラグインを紹介します。もちろん、無料で利用できます。

ブログ記事に目次を表示することで、読者が記事の全体構成を把握しやすくなり、ブログ記事が読みやすくなる効果が期待できます。

海外製と日本製のプラグインがあるので分けて紹介します。
海外製のプラグインでも管理画面が日本語化されています。
あなたの利用目的に合うプラグインを探してみましょう。

はじめに

目次の役割

ブログの記事に配置する目次は「書籍の目次」や「行き先案内板」みたいな役割があります。

読者が記事の構成を把握した上で記事を読み進めることができ、
その記事に「求めている情報が含まれているか」を事前に確認できます。

結果的に、ブログの記事が読みやすくなる効果が期待できます。

目次を利用する好影響

• 記事が読みやすくなる
• 記事の構成を把握しやすくなる
• 記事の内容に「求めている情報が含まれているか」を確認できる

注意事項

相性問題が発生する場合あり

あなたが利用しているWPテーマによっては、テーマ側の処理が影響して表示が乱れるなど、相性問題が発生する場合があります。

プラグインを導入する際は、テストサーバーで正常に動作するか検証した上で本番サーバーに導入して下さい。

必要なプラグインのみをインストール

必要なプラグインを1つ選んでインストールして下さい。
プラグインを過度にインストールしすぎると、WordPressの動作が重くなる原因になることがあります。

プラグイン比較

プラグインの特徴を比較する

この記事で紹介しているプラグインの主な特徴をまとめました。
どれも目次を自動生成するプラグインですが、機能に違いがあります。
プラグインを選ぶ際に参考にして下さい。

海外製の目次生成プラグイン

目次を自動生成できる海外製のWordPressプラグインです。

Easy Table of Contents

▲ プラグインの解説記事あり

Easy Table of Contentsは、記事の目次を自動生成できるWordPressプラグインです。
投稿・固定ページの記事内に記述した見出しのHTMLタグ（H1〜H6）を解析して目次を自動生成できます。

記事の目次が自動生成されるので、記事を書く際に手動で目次を作成したり、内部リンクを張る手間が省けます。記事に目次を配置すれば、ブログ読者が記事の内容を一目で把握しやすくなります。

他のプラグインと比べて優れている点は、プラグインの管理画面やショートコードの記述のみで、目次の外観・表示内容・表示条件などを細かく設定できることです。

利用上の注意点としては、記事を書く際に、見出しのHTMLタグ（H1〜H6）を階層的に記述する必要があります。

このプラグインが優れていること

1. 記事の目次を自動生成できる。
2. 見出しのHTMLタグ（H1〜H6）を解析して目次が自動生成される。
3. 投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプに対応。
4. プラグインの管理画面で目次の外観・表示内容・表示条件を細かく設定できる。
5. ショートコードの記述で目次の表示位置・表示内容を指定できる。
6. 目次を記事の横（左・右）に固定表示できる（Sticky TOC）

オススメ理由

シンプルな目次を生成できる。
設定項目が非常に多く、表示内容を柔軟にカスタマイズできます。

補足情報

インストール方法

1. WordPress管理画面 ＞ プラグイン ＞ 新規追加 ＞「Easy Table of Contents」で検索
2. 「wordpress.org」からダウンロード

目次の見本画像

プラグインの設定で表示内容を調整できます。デザインはシンプルです。

小数点表示（デフォルト）

円形（Circle）

Table of Contents Plus

▲ プラグインの解説記事あり

Table of Contents Plusは、記事の目次を自動生成できるWordPressプラグインです。

投稿・固定ページの記事に記述した見出しのHTMLタグ（H1〜H6）を基に目次を自動生成します。

記事の目次が自動生成されるので、手動で目次を作成して更新したり、アンカーリンクを張る手間が省けます。目次を利用すれば、ブログの閲覧者が記事の内容を一目で把握しやすくなる効果が期待できます。

このプラグインを利用するには、見出しのHTMLタグ（H1〜H6）を階層的に記述する必要があります。仕様に慣れるまでに少し戸惑うかもしれませんが、慣れれば非常に便利なプラグインなので活用しましょう。

このプラグインが優れていること

1. 記事の目次を自動生成できる。
2. H1からH6までの見出しのHTMLタグを基に目次が自動生成される。
3. 投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプに対応。
4. プラグインの管理画面で目次の表示位置や表示内容を細かく設定できる。
5. 目次の表示位置や表示内容をショートコードを利用して指定できる。

オススメ理由

シンプルな目次を自動生成できます。
目次のデザインはウィキペディア風の一般的なデザインです。

補足情報

インストール方法

1. WordPress管理画面 ＞ プラグイン ＞ 新規追加 ＞「Table of Contents Plus」で検索
2. 「wordpress.org」からダウンロード

目次の見本画像

目次のデザインはシンプルです。
プラグインの設定でカラー変更はできます。
ただし、デザインを調整するにはCSSを利用する必要がある。

日本製の目次生成プラグイン

目次を自動生成できる日本製のWordPressプラグインです。

Rich Table of Contents

Rich Table of Contentsは、美しい記事の目次を自動生成できるWordPressプラグインです。

WordPressテーマ「JIN:R」のチームが開発している日本製のプラグインです。デザインと使いやすさに拘って開発されています。

日本製のプラグインなので、プラグインの全てが日本語表記なので導入しやすいです。
使い方は簡単です。プレビューを見ながら設定を調整するだけで、美しい目次を簡単に作成できます。
目次は記事の内容を分かりやすくする効果が期待できます。便利なプラグインなので活用しましょう。

このプラグインが優れていること

1. 記事の目次を自動生成できる。
2. H2からH4までの見出しのHTMLタグを基に目次が自動生成される。
3. 投稿・固定ページ・カテゴリーの記事への自動挿入に対応。
4. 目次のデザイン変更が簡単にできる。
5. 目次が表示される際にアニメーション表示に対応。
6. プラグインの管理画面で目次の表示位置や表示内容を細かく設定できる。
7. 目次の表示位置や表示内容をショートコードを利用して指定できる。

オススメ理由

美しい目次を自動生成できます。
日本製のプラグインなので導入しやすい。

補足情報

インストール方法

1. WordPress管理画面 ＞ プラグイン ＞ 新規追加 ＞「Rich Table of Contents」で検索
2. 「wordpress.org」からダウンロード

目次の見本画像

プラグインの設定だけでカラーやデザインをある程度変更できます。

サニーブルー ＋ 細い枠線

スマート ＋ 太い枠線

まとめ

WordPressを利用してブログを運営する際は、記事の目次を自動生成できるプラグインを活用しましょう。

ブログ記事に目次を表示することで、読者が記事の全体構成を把握しやすくなり、ブログ記事が読みやすくなる効果が期待できます。

海外製と日本製のプラグインを紹介しました。あなたの利用目的に合うプラグインを探してみましょう。

目次を利用する好影響

• 記事が読みやすくなる
• 記事の構成を把握しやすくなる
• 記事の内容に「求めている情報が含まれているか」を確認できる