Easy FancyBox

Easy FancyBoxは、高機能なLightbox系のWordPressプラグインです。
記事のサムネイル画像をクリックした際に、拡大画面を別ウィンドウ風にふわっと浮いた感じで表示します。

画像の拡大表示のみであればプラグインをインストールして有効化するだけで利用できます。
画像以外にも、YouTube動画・PDFなど、様々な形式に対応しています。

このプラグインを利用すると、画像の拡大表示が視覚的に格好良くなるので、ブログの記事を読む人になんとなく先進的な印象を与えることができます。

はじめに

このプラグインが優れていること

  • 記事に配置したサムネイル画像をクリックすると、別ウィンドウ風にふわっと拡大表示できる。
  • 画像の拡大表示のみであれば初期設定のままでも運用できる。
  • 画像ファイルはWordPressのメディアライブラリに登録する必要がある。
  • ギャラリーで複数画像をスライド表示できる。
  • YouTube・Vimeo・Dailymotionの動画共有サービスに対応。
  • PDF・SVGの表示に対応。
  • インラインコンテンツの表示に対応。

動作見本

このプラグインは「jQuery」の「FancyBox」を利用して動作しています。
公式サイトに実際に動作する様々な種類の見本が公開されています。

信頼性

プラグインが定期的にアップデートされており、安定的に保守が行われています。
サポートフォーラムでも開発者が質問に回答しています。
プラグインの保守は適切に行われているようです。

確認日:2023.04.28

確認できた内容
  • 定期的なアップデートの実績
  • サポートフォーラムの評判
  • プラグインの評価
  • プラグインの利用者数
  • 有料版のプラグインあり

インストール方法

Easy FancyBox

管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。

  1. WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Easy FancyBox」で検索
  2. 「wordpress.org」からダウンロード

プラグインの設定

管理画面の場所

プラグインの管理画面は、設定の「メディア」の中に表示されます。

WordPress管理画面 > 設定 > メディア

メディア設定

Lightboxを動作させるメディアの種類を指定して設定を保存して下さい。

画像を利用する場合は、画像の「拡張子」の設定も必ずご確認下さい。

拡大表示の外観や動作に関しては、初期設定のままでも運用できます。
細かい設定は後から調整しならが運用して下さい。

Easy FancyBox

プラグインの使い方

メディアを挿入

記事に画像などのメディアを追加する際は、必ずリンク先に「メディアファイル」を指定して下さい。
そうしないと「メディアファイル」を自動検出できません。

メディアを挿入

ギャラリーを作成

複数の画像を連続して表示するギャラリーを作成する場合は、記事編集画面の上部にある「メディアを追加」ボタンをクリックし、画面左側にある「ギャラリーを作成」を選択し、メディアライブラリから複数の画像を選択して記事に挿入すると、ギャラリーを作成できます。

そうすると、複数の画像を連続して表示させることができます。
下記の画面は、4枚の画像を同時選択した例です。

ギャラリーを作成

YouTube動画の使用例

Easy FancyBoxでYouTube動画を利用する際は、AタグにYouTubeへのリンクがあれば、自動検出されます。

手動の場合は、Aタグにclassで「fancybox-youtube」を指定します。

手動で指定できる内容(class指定)

動画共有サイト fancybox-youtube
fancybox-dailymotion
fancybox-vimeo
その他メディア形式 fancybox-pdf
fancybox-swf
fancybox-svg
インライン fancybox-inline
fancybox-iframe

画像以外のメディアファイルを利用する場合

画像以外のメディアファイルの場合も同じように自動検出で利用できます。
尚、インラインコンテンツとiframeは手動のみです。自動検出はありません。

詳しくは管理画面に表示される説明(英語)をご覧下さい。

まとめ

Easy FancyBoxは、記事に配置した画像をクリックした際に、拡大画面を美しく拡大表示できるWordPressプラグインです。Lightbox系のプラグインです。

このプラグインは画像が沢山あるブログで利用すると良い感じになります。
また、単一の画像だけでなく、複数枚の画像をまとめて表示するギャラリーにも対応しています。

自分が撮影した写真を公開するブログや自分が描いた作品等を公開するブログで活用しましょう。