CPIは、法人のビジネス利用に特化した共用レンタルサーバーです。KDDI系列の会社が運営しています。レンタルサーバーの安定性や信頼性に優れています。
中小企業の企業サイトやECサイトなどを運用するのに最適です。サーバーのディスク容量・データベース・複数ドメインの設定が「無制限」になっています。アクセス数がある程度あるWebサイトをまとめて運用できます。
このレンタルサーバーはWeb制作者のサイト運用を効率化できる機能が沢山搭載されています。例えば、「公開サーバー」と「テストサーバー」を効率的に運用できる「SmartRelease」機能が標準機能として利用できて便利です。
Web制作会社やフリーランスの方が顧客のWebサイトを制作する際のレンタルサーバーとして利用しても良いかもしれません。
目次
はじめに
中小企業のWeb担当者にオススメ
- アクセス数が多いWebサイトやECサイトを運営している方
- ビジネス向けのWebサイトの新規構築を検討している。またはレンタルサーバーの乗り換えを検討している方
- 会社の業務で利用するグループウェアやWebアプリケーションを設置するレンタルサーバを探している方
- 自社ドメインを利用してメールアカウントを大量に発行・管理している方
- 安定性と信頼性があるレンタルサーバーを探している方
レンタルサーバーの特徴
CPI
安心のKDDIグループ
CPIのレンタルサーバーは、KDDIグループの「株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ」が運営しています。安心・安全のKDDIグループです。
Web制作会社やシステム開発会社が顧客のWebサイトを制作する際に、世間的にあまり有名ではない会社が運営するレンタルサーバーを顧客に提案すると、「何の会社?」「このレンタルサーバーを利用して大丈夫なの?」と逆に質問されることがあります。
CPIのレンタルサーバーの場合は、KDDIグループなので説明不要です。顧客に不安感を与えることがありません。そして、回線のバックボーンやレンタルサーバーの安定性にも優れています。
中小企業のWebサイトを構築する際に利用するレンタルサーバーに最適です。
主な特徴
月額料金 |
共用レンタルサーバー シェアードプラン 4,180円〜(税込) |
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初期費用 |
12ヶ月契約:0円 12ヶ月契約以外:22,000円(税込) |
ディスク容量 |
ウェブ:300GB(主契約ドメイン) メール:200GB ※ ドメインの追加 100GB(1ドメインごと) |
データベース | MySQL:5 PostgreSQL:1 ※ DB容量はウェブ領域のディスク容量として計算されます。 |
ドメイン追加 | 10 |
転送量制限 | 無制限 |
ステージング環境 | 「公開サーバー」と「テストサーバー」を効率的に運用できる「SmartRelease」機能が標準機能として利用できます。 Web制作のサイト運用を効率化できる機能です。 |
自動インストール |
WordPress EC-CUBE |
サポート体制 |
電話 メール |
お試し無料期間 | 10日間 |
支払方法 |
銀行振り込み クレジットカード決済 Pay-easy |
まとめ(批評・感想・評判)
CPIの無料トライアルを利用してみた上で、個人的感想を下記にまとめました。
非常に良い点
- CPIのレンタルサーバーはWeb制作会社やフリーランスのWebデザイナーやプログラマーの方が顧客のWebサイトを構築する際に利用すると良い感じです。
- ステージング環境(テストサーバー)はWebサイトのリニューアルを行う際などに役に立ちます。ステージング環境は必要に応じて利用する機能です。公開サーバーのみで運用しても問題ありません。
- 自動バックアップ機能が便利です。「公開サイト、テストサイト、データーベース」のデータが毎日深夜帯に自動的にバックアップされます。バックアップデータからリストア(復元)ができます。
- 「WordPress」「Movable Type」などのCMSを自動インストールする機能が用意されています。アンインストール機能も用意されています。
- 「SSH」「Git」「phpMyAdmin」など、Web開発に役立つツールが利用可能です。
- CPIのレンタルサーバーは「オンラインマニュアル」や「よくある質問」の内容が充実しています。わからないことはヘルプを見れば疑問を解消することができます。
知っておくべきこと
- レンタルサーバーの無料体験を利用する場合でも、独自ドメインの設定が必須です。予め取得済みの独自ドメインを自分で用意する必要があります。
- 無料体験の期間中は独自ドメインは1つのみ設定できます。複数の独自ドメインはレンタルサーバーの料金を支払い、本契約に移行した後から追加できるようになります。
- CPIはステージング環境を効率的に運用できるレンタルサーバーです。レンタルサーバーが「公開サイト」と「テストサイト」に分かれています。サーバー上のファイルのコピーが簡単にできます。テストサイトは公開前のWebサイトを第三者(顧客など)に確認してもらう際に利用します。
- 「SmartRelease」には、サーバー上のファイルを同期させる機能がありますが、データベースを同期させる機能はありません。データベースに関しては手動で操作する必要があります。
- WordPressを運用する場合は、WordPressの設定ファイル(wp-config.php)を「同期の除外リスト」に加えて同期の処理から除外する必要があります。WordPressの設定ファイルはサーバーごとに変更して運用します。設定ファイル内の「サイトURL」「データベース情報」は手動で変更して運用しましょう。
無料お試し
CPIのレンタルサーバーには、10日間の無料お試し期間があります。
百聞は一見に如かず。実際に自分で見て触って試してみましょう。そうすることで、CPIのレンタルサーバーの特徴がわかります。