CPI

CPIは、法人のビジネス利用に特化した共用レンタルサーバーです。KDDI系列の会社が運営しています。レンタルサーバーの安定性や信頼性に優れています。

中小企業の企業サイトやECサイトなどを運用するのに最適です。サーバーのディスク容量・データベース・複数ドメインの設定が「無制限」になっています。アクセス数がある程度あるWebサイトをまとめて運用できます。

このレンタルサーバーはWeb制作者のサイト運用を効率化できる機能が沢山搭載されています。例えば、「公開サーバー」と「テストサーバー」を効率的に運用できる「SmartRelease」機能が標準機能として利用できて便利です。

Web制作会社やフリーランスの方が顧客のWebサイトを制作する際のレンタルサーバーとして利用しても良いかもしれません。

はじめに

中小企業のWeb担当者にオススメ

  1. アクセス数が多いWebサイトやECサイトを運営している方
  2. ビジネス向けのWebサイトの新規構築を検討している。またはレンタルサーバーの乗り換えを検討している方
  3. 会社の業務で利用するグループウェアやWebアプリケーションを設置するレンタルサーバを探している方
  4. 自社ドメインを利用してメールアカウントを大量に発行・管理している方
  5. 安定性と信頼性があるレンタルサーバーを探している方

レンタルサーバーの特徴

CPI

安心のKDDIグループ

CPIのレンタルサーバーは、KDDIグループの「株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ」が運営しています。安心・安全のKDDIグループです。

Web制作会社やシステム開発会社が顧客のWebサイトを制作する際に、世間的にあまり有名ではない会社が運営するレンタルサーバーを顧客に提案すると、「何の会社?」「このレンタルサーバーを利用して大丈夫なの?」と逆に質問されることがあります。

CPIのレンタルサーバーの場合は、KDDIグループなので説明不要です。顧客に不安感を与えることがありません。そして、回線のバックボーンやレンタルサーバーの安定性にも優れています。

中小企業のWebサイトを構築する際に利用するレンタルサーバーに最適です。

主な特徴

月額料金 共用レンタルサーバー
シェアードプラン 4,180円〜(税込)
初期費用 12ヶ月契約:0円
12ヶ月契約以外:22,000円(税込)
ディスク容量 ウェブ:300GB(主契約ドメイン)
メール:200GB
※ ドメインの追加 100GB(1ドメインごと)
データベース MySQL:5
PostgreSQL:1
※ DB容量はウェブ領域のディスク容量として計算されます。
ドメイン追加 10
転送量制限 無制限
ステージング環境 「公開サーバー」と「テストサーバー」を効率的に運用できる「SmartRelease」機能が標準機能として利用できます。
Web制作のサイト運用を効率化できる機能です。
自動インストール WordPress
EC-CUBE
サポート体制 電話
メール
お試し無料期間 10日間
支払方法 銀行振り込み
クレジットカード決済
Pay-easy

まとめ(批評・感想・評判)

CPIの無料トライアルを利用してみた上で、個人的感想を下記にまとめました。

非常に良い点

  1. CPIのレンタルサーバーはWeb制作会社やフリーランスのWebデザイナーやプログラマーの方が顧客のWebサイトを構築する際に利用すると良い感じです。
  2. ステージング環境(テストサーバー)はWebサイトのリニューアルを行う際などに役に立ちます。ステージング環境は必要に応じて利用する機能です。公開サーバーのみで運用しても問題ありません。
  3. 自動バックアップ機能が便利です。「公開サイト、テストサイト、データーベース」のデータが毎日深夜帯に自動的にバックアップされます。バックアップデータからリストア(復元)ができます。
  4. 「WordPress」「Movable Type」などのCMSを自動インストールする機能が用意されています。アンインストール機能も用意されています。
  5. 「SSH」「Git」「phpMyAdmin」など、Web開発に役立つツールが利用可能です。
  6. CPIのレンタルサーバーは「オンラインマニュアル」や「よくある質問」の内容が充実しています。わからないことはヘルプを見れば疑問を解消することができます。

知っておくべきこと

  1. レンタルサーバーの無料体験を利用する場合でも、独自ドメインの設定が必須です。予め取得済みの独自ドメインを自分で用意する必要があります。
  2. 無料体験の期間中は独自ドメインは1つのみ設定できます。複数の独自ドメインはレンタルサーバーの料金を支払い、本契約に移行した後から追加できるようになります。
  3. CPIはステージング環境を効率的に運用できるレンタルサーバーです。レンタルサーバーが「公開サイト」と「テストサイト」に分かれています。サーバー上のファイルのコピーが簡単にできます。テストサイトは公開前のWebサイトを第三者(顧客など)に確認してもらう際に利用します。
  4. 「SmartRelease」には、サーバー上のファイルを同期させる機能がありますが、データベースを同期させる機能はありません。データベースに関しては手動で操作する必要があります。
  5. WordPressを運用する場合は、WordPressの設定ファイル(wp-config.php)を「同期の除外リスト」に加えて同期の処理から除外する必要があります。WordPressの設定ファイルはサーバーごとに変更して運用します。設定ファイル内の「サイトURL」「データベース情報」は手動で変更して運用しましょう。

無料お試し

CPIのレンタルサーバーには、10日間の無料お試し期間があります。

百聞は一見に如かず。実際に自分で見て触って試してみましょう。そうすることで、CPIのレンタルサーバーの特徴がわかります。

公式サイト
CPIレンタルサーバー