Broken Link Checkerは、リンク切れを自動検出できるWordPressプラグインです。
ブログの記事内にある外部リンクの「リンク切れ」を自動的にチェックして、リンク切れを検出したらダッシュボードで通知してくれます。
プラグインを有効化するだけで、後はプラグイン側が継続的にリンク切れのチェックを行なってくれます。
プラグインは初期設定のままでも運用できます。設定は必要に応じて調整できます。
ブログを運用する際に役立つプラグインなので活用しましょう。
はじめに
このプラグインが優れていること
- WordPressの記事内にある外部リンクのリンク切れを自動的に確認して、
リンク切れを検出したらダッシュボードに通知する。 - YouTubeなどの動画共有サイトにある動画の公開停止も確認できる。
- どの記事のどの部分にリンク切れがあるかを具体的に教えてくれる。
- リンク切れのURLを一括編集できる。
- プラグインの管理画面が日本語化されているのでわかりやすい。
- 高度な機能はクラウド(Cloud)の機能として提供されています。
2種類のリンクチェック機能
この記事はローカル(Local)のリンクチェック機能を解説しています。
「Ver1.x」のローカル(Local)のリンクチェック機能は、現在のバージョンでも利用できます。
まずはこの機能を利用しましょう。
「Ver2.0」のアップデートで追加された、クラウド(Cloud)のリンクチェック機能は、クラウドの外部サーバーと連携する必要があります。利用は任意になっています。無理に利用する必要はありません。
バージョンによって機能が異なる
Ver.1.x |
ローカル(Local)WordPressの内部で動作するリンクチェック機能です。 |
---|---|
Ver.2.0 〜 |
クラウド(Cloud)+ ローカル(Local)ローカル(Local)のリンクチェック機能に加えて、外部サーバーと連携して動作するクラウド(Cloud)機能が追加されました。 |
信頼性
このプラグインに「Ver2.0」のメジャーアップデートがありました。
このアップデートでプラグインの仕様が大きく変わりました。
連携は必須ではありませんが「WPMU DEV」との連携機能が追加されました。(不評?)
ちなみに、以前の機能はローカル(Local)として、そのまま利用できます。
プラグインが定期的にアップデートされており、安定的に保守が行われています。
サポートフォーラムでもサポート担当者が質問に回答しています。
プラグインの保守は適切に行われているようです。
確認日:2023.12.25
確認できた内容
- 定期的なアップデートの実績
- サポートフォーラムの評判(Ver2.0 アップデートが不評?)
- プラグインの評価(Ver2.0 アップデートが不評?)
- プラグインの利用者数
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インストール方法
管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Broken Link Checker」で検索
- 「wordpress.org」からダウンロード
投稿や固定ページなどすべてのコンテンツについて、SEO 改善のためにリンク切れや消えた画像をチェックします。問題のあるリンクを発見すると通知します。
プラグインの使い方
プラグインの機能は、クラウド(Cloud)、ローカル(Local)の2つに分かれています。
初めてこの方は、クラウド(Cloud)の機能は無理に利用する必要はありません。
まずは、プラグイン単体で動作するローカル(Local)の機能を利用しましょう。
クラウド
クラウド(Cloud)のリンクチェック機能は、外部サーバーと連携して動作する機能です。
プラグインの管理画面には、クラウド(Cloud)の外部サーバーと連携するための案内が表示されます。
クラウド(Cloud)機能は、新しく追加された機能です。
高度な機能を利用したい場合にのみ連携させます。
「CONNECT TO WPMU DEV」のボタンをクリックすると、クラウドの外部サーバーの画面に移動します。
プラグイン管理画面のトップ(Cloud)
ローカル
プラグインの管理画面は日本語化されています。
リンクエラーのダッシュボード通知
記事やコメントの中にリンクエラー(リンク切れ)を検出すると、ダッシュボードに通知されます。
クリックすると、リンクエラーの確認&編集画面に遷移します。
リンクエラーの確認・編集
記事やコメントの中にリンクエラー(リンク切れ)を検出すると、リンクエラーが一覧表示されます。
「URLを編集」をクリックすると、URLの修正ができます。
「リンク解除」をクリックすると、リンクが解除されます。
リンクエラーに対して実行できる処理
リンクエラーに対しては、下記の処理を実行できます。
- URLを編集
- リンク解除
- リンクエラーでない
- 無視
- 再確認
ローカルの設定
一般
初期設定のままでも運用できます。
設定は必要に応じて調整して下さい。
補足説明
ステータス | リンク切れチェックの処理状態がわかります。 |
---|---|
メールで通知 | リンク切れをメールで通知できます。 不要の場合はチェックを外します。 |
リンクの調整 | リンク切れがある部分にCSSを適用できます。 不要の場合はチェックを外します。 |
含まれるリンクを探す
リンクチェックの対象を指定できます。
チェックを入れた対象にチェックが実行されます。
一般的なブログを運用する場合は「投稿、固定ページ、コメント」にチェックを入れて保存してください。
チェックするリンクの種類
記事に記載したYouTube動画などのリンク切れ(公開停止)を検出できます。
必要に応じて設定を調整してください。
プロトコル&API
リンクチェックに利用するAPIを指定できます。
初期設定のままでも運用できます。
高度な設定
高度な設定は特に変更する必要はありません。
初期設定のままでも運用できます。
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まとめ
Broken Link Checkerは、リンク切れを自動検出できるWordPressプラグインです。
ブログの記事内にある外部リンクの「リンク切れ」を自動的にチェックして、リンク切れを検出したらダッシュボードで通知してくれます。
WordPressを利用してブログを運営していると、リンクを張った外部サイトの記事がURL変更または公開停止になる場合があります。人力でチェックしているとリンク切れを見逃してしまう場合が多いです。
このプラグインは初期設定のままでも運用できます。設定は必要に応じて調整できます。
便利なプラグインなので活用しましょう。