LightStartは、ブログのメンテナンスモードのページを管理できるWordPressプラグインです。
ブログをメンテナンスする際に、ブログの公開領域を非公開にして、メンテナンスのお知らせを表示できます。ブログのリニューアルなど、ブログ全体に変更を加えている作業途中に利用すると役に立ちます。
メンテナンスモードの表示内容は自由に変更できます。
ブロックエディタに対応したテンプレートが15種類用意されています。
ちなみに、管理者ユーザーでログインした状態では、自分のブログにアクセスしてもメンテナンスモードの画面は表示されません。管理者ユーザーには表示されないので、ブログのリニューアル作業を妨げることはありません。
はじめに
更新履歴
旧名称:WP Maintenance Mode
新名称:LightStart
このプラグインが優れていること
- ブログをメンテナンスする際に、公開領域を非公開にして、メンテナンスのお知らせを表示できる。
- ブログ構築途中に、ブログの公開領域を非公開にして、カミングスーンページを表示できる。
- メンテナンスモードのテンプレートが15種類用意されている。(ブロックエディタ対応)
- メンテナンス完了日時までのカウントダウン表示ができる。
- メール送信フォーム機能がある。(無料版は即時送信のみ)
- 簡易的なチャットボット(BOT)の機能を利用できる。
- WordPressの管理者ユーザーでログインした状態では、
自分のブログにアクセスしても、メンテナンスモードの画面は表示されない。 - 有料版あり。高度な機能は有料版の機能として提供される。
- プラグインの管理画面が日本語化されているのでわかりやすい。
メンテナンスモードのデザイン
初期テンプレート
ブログのメンテナンスモードに表示するテンプレート15種類(ブロックエディタ対応)が用意されています。テンプレートを固定ページにインポート(取込)して利用します。
初期テンプレートは英語表記ですが、手動で日本語の文言に変更可能です。
主な機能
- ブロックエディタ対応テンプレート15種類(Otter Blocks)
- カウントダウン機能(日、時、分、秒)
- メールフォーム機能(無料版は即時送信のみ)
- 簡易的なチャットボット機能
- SNSリンクアイコン機能
チャットボット機能の利用例
簡易的なチャットボット(BOT)を表示できる機能が用意されています。
初期状態は英語表記ですが、手動で日本語の文言に変更可能です。
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信頼性
プラグインが定期的にアップデートされており、安定的に保守が行われています。
サポートフォーラムでも開発者が質問に回答しています。
プラグインの保守は適切に行われているようです。
確認日:2024.12.28
確認できた内容
- 定期的なアップデートの実績
- サポートフォーラムの評判(好評)
- プラグインの評価(好評)
- プラグインの利用者数
- プラグインの有料版あり
インストール方法
管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「LightStart」で検索
- 「wordpress.org」からダウンロード
Easy Drag & Drop Page Builder that adds a splash page to your site that it's perfect for a coming soon page, maintenance or landing page.
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プラグインの設定
プラグインの管理画面は、殆どの部分が日本語化されています。
管理画面の説明を読んで設定を行い下さい。
このプラグインを利用してメンテナンスモードのテンプレートをインポート(取込)すると、ブロックエディタを拡張する「Otter Blocks」の機能が組み込まれます。
この機能が不要の場合は「Otter Blocks」の設定画面から機能の無効化ができます。
不要な機能は無効化して運用しましょう。
管理画面の場所
プラグインの管理画面は下記の場所にあります。
管理画面
WordPress管理画面 > LightStart
ブロックエディタ拡張機能
WordPress管理画面 > Otter Blocks
初期画面
最初に表示される画面からページのテンプレートを選択してインポート(取込)ができます。
表示されているテンプレート以外を後から選択することも可能です。
「画像と速度の最適化」の機能はチェックを外して問題ありません。他のプラグインの宣伝です。
もし、メンテナンスモードのページを自分で作成する場合など、ブロックエディタ拡張の機能が不要であれば「右下のボタン」からテンプレートを利用しないことを選択可能です。
一般
プラグインを有効化した直後の初期状態は、メンテナンスページは外部に表示されていません。
一般設定でステータスを有効化することでメンテナンスページが外部に表示されます。
設定内容は難しくありません。管理画面の説明を読んで、必要に応じて設定を調整して下さい。
デザイン
テンプレートの選択
メンテナンスモードのページに表示するテンプレートを指定する設定画面です。
テンプレートをインポートすると「固定ページ」に記事データが取り込まれます。
「固定ページ」に取り込んだテンプレートをブロックエディタで編集して利用します。
テンプレートの編集(ブロックエディタ編集)
選択したテンプレートが「固定ページ」にインポートされ、ブロックエディタで編集できます。
下記はカウントダウンタイマーのブロックを編集している画面です。
モジュール
モジュールの画面では「メールフォーム」のフォームに入力した名前・メールアドレスをCSVデータとしてダウンロードできます。
それに加え、アクセス解析の「Google Analytics」と連携するための設定項目が用意されています。
ボット管理
簡易チャットボット(BOT)の設定画面が用意されています。この機能は簡易的なボット機能です。
予め用意した文言を基に、自動応答している風に表示できます。文言は自由に変更可能です。
ちなみに、これはAI機能ではありません。
「ステータス」を有効化して設定を保存すると、メンテナンスモードのページにチャットボットが表示されます。
まとめ
LightStartは、ブログのメンテナンスモードのページを管理できるWordPressプラグインです。
ブログをメンテナンスする際に、ブログの公開領域を非公開にして、メンテナンスのお知らせを表示できます。ブログのリニューアルなど、ブログ全体に変更を加えている作業途中に利用すると役に立ちます。
ブログを一般公開した状態でブログ全体に変更を加えると、一般の利用者に不完全な状態のブログを見せてしまうことになります。もしかしたら、不完全な状態を見て、ブログ閲覧者が混乱してしまうかもしれません。
このプラグインを活用して、ブログのメンテナンス中は一般の利用者が一時的に閲覧できないように制限した上で、メンテナンスの作業を行いましょう。