SNS Count Cacheは、SNSなどのソーシャルメディアのシェア数やフォロワー数をキャッシュしてカウント数の表示を高速化できるWordPressプラグインです。
0.9.0以降のバージョンは、フォロワー数の取得、Twitter APIの代替サービスに対応しました。
このプラグインは「Twitter、Facebook、Pocket、はてなブックマーク」のシェア数をバックグラウンドで取得してキャッシュします。
また、「Twitter、Facebook、Feedly、Instagram、Push7」のフォロワー数も同様の方法でキャッシュできます。
これらのシェア数とフォロワー数は、所定の関数を用いることで外部ネットワークからではなくキャッシュ経由で高速に取得可能になります。
キャッシュしたシェア数やフォロワー数は、プラグインの管理画面からも確認できます。記事を直接見なくても、記事ごとのシェア数を一覧表示で確認できます。シェア数が多い順に並べ替えもできるので便利です。
このプラグインに対応したWPテーマが多数あります。
このプラグインは長期間アップデートされていません。
プラグインが放置されて保守がされていません。
プラグインが正常に動作しません。
もし、現在も利用しているのであれば、このプラグインの利用を中止して下さい。
目次
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はじめに
このプラグインが優れていること
- SNSのシェア数やフォロワー数をキャッシュしてカウント数の表示を高速化できる。
- 所定の関数を用いることで、外部に通信することなく、キャッシュ経由でシェア数やフォロワー数のカウント数の表示を高速化できる。
- シェア数のキャッシュは、5つの主要ソーシャルメディアに対応。
- プラグインの管理画面からも記事ごとのシェア数を確認できる。
シェア数の多い順に並び替えができる。 - シェア数やフォロワー数の取得間隔を変更できる。
- カスタム投稿タイプの記事のシェア数も取得できる。
初期状態は投稿と固定ページの記事を取得します。 - Twitter APIの代替サービス3つに対応。
日本の会社が運営している「widgetoon.js & count.jsoon」にも対応。 - このプラグインに対応したWPテーマがある。
対応サービス
シェア数のキャッシュ |
|
---|---|
フォロワー数のキャッシュ |
|
Twitter APIの代替サービス
Twitter APIの代替サービスは、下記の3つのサービスから選択可能。プラグインの設定画面で指定できます。もし、どれかのAPIサービスが終了したとしても、他のサービスに乗り換えが簡単にできます。
- widgetoon.js & count.jsoon
- OpenShareCount
- TwitCount
使用上の注意点
SNSの公式ボタンは、このプラグインと連携できません。
このプラグインに対応しているWPテーマを利用するか、または自分でSNSのシェアボタンを作成する必要があります。
対応WPテーマに関しては、記事の下の方に参考情報を書いています。参考にしてください。
信頼性
このプラグインの開発・保守は停止しています。現在は放置状態です。
ブログの更新も止まっており、信頼性は不確実です。
開発が再開されるかもしれませんが、新規立ち上げのブログでは利用すべきではありません。
このプラグインの機能は便利なので、当ブログでも利用しています。
不具合が発生する可能性があることを理解した上で、自己責任で利用して下さい。
確認日:2021.04.02
インストール方法
管理画面から検索してインストールして下さい。
もしくは「wordpress.org」からダウンロードし、アップロードしてインストールして下さい。
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「SNS Count Cache」で検索
- 「wordpress.org」からダウンロード
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プラグインの管理画面の説明
プラグインの管理画面は日本語表記になっています。
プラグインの使い方でわからないことがあったら、プラグイン管理画面内の「ヘルプ」ページを見てください。ヘルプに技術者向けの説明がまとめてあります。
管理画面の場所
プラグインの管理画面は下記の場所にあります。
WordPress管理画面 > SNS Count Cache
ダッシュボード
ダッシュボードでキャッシュ取得の進捗状況を確認できます。
記事数が多いとキャッシュ取得完了までに時間がかかります。
ちなみに、WordPressのダッシュボードにも同じ内容が表示されています。
キャッシュ状況
キャッシュ取得状況の進捗やクロール日時を確認できます。
右側にある「キャッシュ」ボタンをクリックすると、手動で情報を再取得してキャッシュします。
シェア数
全ての記事のシェア数を一覧表示で確認できます。
どの記事がソーシャルメディアで拡散されているかがわかります。
ソーシャルメディアの名前をクリックすると、シェア数の多い順に並び替えができます。
設定
設定は初期設定のままでも運用できます。
チェック間隔などの数値はあまり変更しない方が良いです。
設定を変更すると、キャッシュが全てクリアされるので注意してください。
Twitterのツイート数のキャッシュ機能について
初期状態はシェア数取得の対象SNSから「Twitter」が外れています。チェックを入れて設定を保存すると、Twitter APIの代替サービスを指定する設定画面が表示されます。Twitter APIの代替サービスは「widgetoon.js & count.jsoon」をお勧めします。設定手順は下記の記事を参考にしてください。
ネタワン参考記事
widgetoon.js & count.jsoon を利用してTwitterのツイート数を復活させる方法フォロワー数のキャッシュ機能について
フォロワー数のキャッシュ機能については、初期状態は「Feedly」のみが有効になっています。他のソーシャルメディアを対象に指定することもできますが、APIの設定が複雑で難易度が高めです。この機能はわかる人のみ利用してください。無理に機能を利用する必要はありません。
参考情報
プラグインの詳細について
プラグインの機能の詳細に関しては、開発者のブログ記事を参照してください。
プラグイン開発者のブログ記事
WordPressプラグイン SNS Count Cache (Ver. 0.9.0)リリース | Twitterシェア数、Push7フォロワー数対応等SNS Count Cacheに完全対応したWordPresテーマ
SNS Count Cacheに対応したWordPresテーマが増えてきています。
下記のWPテーマは、ソーシャルボタンを自分でPHPコードをカスタマイズすることなく導入できるのでお勧めです。
TCDのWPテーマについて
TCDのWPテーマを利用している場合は、ソーシャルメディアのシェアボタンのPHPコードを手動で変更する必要はありません。
「widgetoon.js & count.jsoon」の初期設定を済ませれば、「TCDのWPテーマ」と「SNS Count Cache」を導入するだけで、このプラグインのキャッシュを表示できます。(テンプレートのカスタマイズなし)
TCDのオリジナルのソーシャルボタンが「SNS Count Cache」と連携してシェア数を表示させます。TCDのWPテーマを利用している方は、最新版のバージョンにアップデートしましょう。
※ 一部非対応WPテーマあり
まとめ
SNS Count Cacheは、SNSなどのソーシャルメディアのシェア数やフォロワー数をキャッシュしてカウント数の表示を高速化できるWordPressプラグインです。
このプラグインに対応したWPテーマが増えてきています。TCDシリーズのWPテーマも対応しています。テンプレートをカスタマイズすることなく導入できるので活用しましょう。